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昨夜『校閲ガール』というドラマを見たが、石原さとみが
可愛いし、美しいし、圧倒的にパワーがあるし、演技が
絶妙だし、可笑しみがあるし、凄かった。
『シン・ゴジラ』のときは違和感しか感じなかったが、
あれは設定が酷すぎて損をしていた。
こちらが石原さとみの本当の魅力なのだ。
校閲というのは確かに作家からしてみれば、ウザいという
面はある。
例えば、わしの場合、「左翼」と「サヨク」を何となく書き
分けていたりするが、校閲者からはその基準があいまいで、
指摘されたりする。
「左翼」はマルクス主義者として使うときもあれば、
反天皇制の者として使うときもある。
「サヨク」は戦後民主主義者であり、国民主権を信じ込んでる
者に使うこともある。
瞬間瞬間で書き分けるので、校閲者に指摘されると
面倒なのだ。
面倒だからもっぱらその判断は、秘書に任せてしまっている。
だが、やっぱり校閲というのは大事なのだ。
ありがたい存在である。
ネットの文章などは校閲がないから、どんなミスをするか
分からない。
大概の場合、秘書がミスをメールで指摘してきて、さらに
書き直してくれていたりする。
秘書も単行本のゲラを5・6回は読むから、校閲者に近く
なっている。
校閲は地味な仕事だが、そこに光を当てるドラマというのは
面白い。
『校閲ガール』は1回目から面白かったので、毎週見よう。
RSSブログ情報:http://yoshinori-kobayashi.com/11486/
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小林よしのりライジング
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