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『校閲ガール』石原さとみが最高だ
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『校閲ガール』石原さとみが最高だ

2016-10-06 11:30
     

    昨夜『校閲ガール』というドラマを見たが、石原さとみが
    可愛いし、美しいし、圧倒的にパワーがあるし、演技が
    絶妙だし、可笑しみがあるし、凄かった。 

    『シン・ゴジラ』のときは違和感しか感じなかったが、
    あれは設定が酷すぎて損をしていた。
    こちらが石原さとみの本当の魅力なのだ。 

    校閲というのは確かに作家からしてみれば、ウザいという
    面はある。
    例えば、わしの場合、「左翼」と「サヨク」を何となく書き
    分けていたりするが、校閲者からはその基準があいまいで、
    指摘されたりする。
    「左翼」はマルクス主義者として使うときもあれば、
    反天皇制の者として使うときもある。
    「サヨク」は戦後民主主義者であり、国民主権を信じ込んでる
    者に使うこともある。
    瞬間瞬間で書き分けるので、校閲者に指摘されると
    面倒なのだ。 

    面倒だからもっぱらその判断は、秘書に任せてしまっている。
    だが、やっぱり校閲というのは大事なのだ。
    ありがたい存在である。 

    ネットの文章などは校閲がないから、どんなミスをするか
    分からない。
    大概の場合、秘書がミスをメールで指摘してきて、さらに
    書き直してくれていたりする。
    秘書も単行本のゲラを5・6回は読むから、校閲者に近く
    なっている。
    校閲は地味な仕事だが、そこに光を当てるドラマというのは
    面白い。
    『校閲ガール』は1回目から面白かったので、毎週見よう。

     

     

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