今日中に『おぼっちゃまくん』のコンテを上げたいが、
最後のオチがまだ考え付かない。
しかも絵を入れなければならないので、果たして今日、
完成できるか? 

最近、わしの読者たちは右派系の言論誌に関心が
なくなっている。
カネ出してネトウヨ的なエセ愛国記事や、アナクロな
森友学園的記事を読みたくないと思うようだ。 

だが、痛いことに右派系雑誌を買える余裕があるのは、
年寄りなのだ。
そこが雑誌作りをする者にとって悩ましいところだろう。
老人にウケる記事しか書けなくなるから、安倍政権讃美
になるし、民進党バッシングになる。 

わしの読者は年齢層がまだ若くて、30代、40代が主流に
なっているから、保守を支持するが、アナクロではない。
そういう層を満足させる雑誌がなくなってしまった。 

老人はいずれいなくなる。
目も悪くなって活字が読めなくなる。
新たな読者層を開拓せねば、将来がないと思うのだが、
そもそも文化を支える中間層が崩壊していている。 

そして今の大学生の半分が月に1冊も本を読んでいない
そうだ。
大学に行って本を1冊も読まないなら、行く必要が
ないんじゃないのか?
わしは本を読むためだけに大学に行ったから、貧血に
なるまで本を読んでいたものだが・・・
本を読まない大学生なんかのために、大学無償化なんて
絶対してはならないと思うようになった。 

さらに若者は、本を読まず、新聞の読み方すら知らず、
ネットで情報を仕入れるから、思考が劣化するばかり
である。
嘆いてばかりもいられないから、わしが若者のレベルも
引き上げたいと思っているのだが。

 

 

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