「SEALDs」の元メンバーらが関わって設立された市民団体「未来のための公共」が共謀罪反対のデモをやっている。
「未来のための公共」、この団体名は見事である。
まさにわしが参考人招致で主張したテーマと合致している。
「公共」空間の保守は、右派・左派は関係ない。
自由のためにリベラルが主張しなければならない思想であり、保守も当然、現在の日本の「広くて豊かな公共空間」を守らねばならない。
ところが劣化した保守派は、「国家権力」の強化を望む、政府主義・ステーティズム・権力主義に堕しており、「公」を保守する気がない。
これは天皇という「公の体現者」を、ロボット化する態度にも表れており、現在の保守が「自称」でしかないことを証明している。
むしろ共謀罪を巡っては、左翼・リベラル勢力の方が、日本の誇るべき「公共」を守る「保守」であるという逆転現象が起きている。
したがって「未来のための公共」のデモ活動を支持する。