昨夜は睡眠不足でユンケル飲んで気合い入れて「朝ナマ」に出たが、始まってみると眠けも吹っ飛び、妙に楽しかった。
井上達夫氏が「報道ステーション」でも面白かったが、「朝ナマ」でも安心できる切れ味だった。
同じくらいの年齢で、この男は面白いなあと思える人間は、井上氏しかいないかもしれない。
井上氏の9条削除論は、わしも賛成だ。
ただし、この国の民は、軍隊に対する過剰な怯えがあるし、半人前の自衛隊を明記すればそれで完了してしまうだろう。
まさに憲法改悪になってしまう。
そもそも日本国民は、立憲主義が身に付かないから、憲法を守らない政権でも、支持率が下がらない。
井上氏の案を理解できるまで、もっと啓蒙するしかないだろう。
佐高信氏とは久しぶりだったが、番組終了後、「意見が合うようになってきたね」と言っていた。
確かにその通りだ。
萩谷麻衣子さんは「護憲派」だろうが、それでもいい。
「立場」が同じならどんなアホでもいいという、今の劣化した保守の世間は吐き気がする。
「立場」より人柄であり、繊細な人間の方がいい。
三浦瑠麗さんの「朝ナマ」否定みたいな発言は、本人としても不本意な「失言」だっただろう。
その日の体調や、上手く考えを伝えられないもどかしさが募って、ああいう発言になったのだと思う。
ただし、わしは面と向かっても注意していたのだが、「上から目線」キャラのマズいところが露呈してしまったのだと思う。
わしもこれまで、自分の未熟さを棚に上げて、田原氏を批判したこともあった。
田原氏とは付いたり離れたりで、数十年が経ったが、やっぱり田原総一朗が「全身全霊」を注入して作り上げた言論空間は、制約が多すぎる地上波テレビの中で、最も「公共性」が高い。
これはおべんちゃらで言うのではなく、他のテレビでの討論をも経験して、ついに至った結論だ。
田原氏が死んで「朝ナマ」がなくなったら、大変困る。
不老不死の薬を入手できないものか?
はっきり言うが、三浦瑠麗氏はまだ未熟。発展途上だ。
「上から目線」キャラは貫いてもいいが、慢心すると墓穴を掘る。
わしが警告してやるしかないのだろう。
あっ、わしが「上から目線」か?
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上から目線の人って大抵、墓穴を掘る人が多く、能力がない人の裏返しなのかもしれない。
だからドイツは他のEUに対して上から目線で物を言うせいか、能力がないや国際機関からよく見られたい願望が強いかもしれない。
だが、国際機関の腐敗は深刻であり、潘基文前事務総長はサウジアラビアにお金で屈した前例があるので、中東諸国から国際機関の信用はすっかり失墜してしまった。
普段しょうがなく、子供と一緒にくだらないクイズ番組ばかり眺めていました、朝ナマを観てテレビの必要性もあるんだと、しみじみ感じました。