(byよしりん企画・トッキー)
ここんとこあまりにもいろんな、重大なことがありすぎて、こういう話題はちょっと後回しにした方がいいのかな…と思っているうちに、すっかり書きそびれてしまったのですが、
現在発売中の
コロコロアニキ秋号
のむらしんぼ氏の『コロコロ創刊伝説』
は、大増ページ2本立てで
「おぼっちゃまくん誕生伝説」
を掲載しています!
私も今まで知らなかった、『おぼっちゃまくん』誕生秘話!
(スタッフでこの当時からいるのは広井チーフだけです)
よしりん先生が描いたおぼっちゃまくん誕生秘話は単行本に収録されていて、結構有名な話なのですが、今回新鮮だったのは、よしりん先生をコロコロに呼んできた編集者、平山さんの話。
平山さんは、コロコロコミックをじっくり読んだこともなかったよしりん先生に、まずコロコロという雑誌を認識してもらうところから始め、当時、週刊連載を含む複数の連載を抱え、他の雑誌に描くことが困難だったよしりん先生のもとに足繁く通い、ついにコロコロ執筆の快諾を得ます。
しかし、そうまでして描いた読み切り作品が、2作続けて人気アンケート最下位!
それでも平山さんは、成功するまでやると言い、そして『おぼっちゃまくん』が誕生したのでした!!
当時、もう既に藤子不二雄先生と生え抜きの漫画家さんたちで十分に安定していたコロコロに、なぜ、こうまでしてあえて小林よしのりを呼ぼうと考えたのか?
今の漫画界に、ここまで作家を呼ぶことに情熱かける編集者はいるのかなー、ぜひ、いてほしいなあと思いつつ読みました。
オススメです!