昨日は山尾志桜里氏の応援に愛知7区に行ってきた。
クセの強い応援弁士ばかりだったが、最後の山尾氏の演説があまりにも素晴らしかった。
あんな感動的な演説をする政治家は初めて見た。
政治家の演説なんて紋切り型で当たり障りのないポピュリズムに充ちたものだと思っていたが、誰もが敬遠する消費税のことも堂々と述べるのに驚いた。
山尾氏は信念を持ったことしか言わないようにしているようだ。
それが大衆迎合にならず反発を受けるかもしれないようなことでも、山尾氏は言う。
同調圧力に屈しない性格がにじみ出ている。
相手より先に議論の土俵を作るという、生前退位の戦いで経験した戦法は、わしの演説中で、来年は間違いなく改憲の発議がされるから、もはや護憲だけ訴えていても無駄だと言った内容の回答だ。
山尾志桜里なら間違いなく戦える。
選挙運動で票にならないと言われるマンションの前で演説をして、ベランダからどんどん赤ちゃんを抱いた母親が手を振ってくれたり、下に降りてきてくれたりする体験を語った時には、感動して心が震えた。
ふと横を見ると、毒舌評論家の佐高信氏がメガネを外して、ハンカチで涙を拭きながら、もはや号泣状態だった。
それを見て笑いをこらえるのに必死になってしまった。
山尾志桜里の聡明さと、明るさは本当に凄い。
あれほど頭がいいのに、庶民的で情が深い。
単なる偏差値が高いだけの秀才女は、エリート臭がぷんぷんにおう漫画みたいな奴ばかりだが、山尾氏は目線が徹底的に庶民のところまで降りてくる。
自分の賢さを国家国民のために活かすことを覚悟している。
こういう人物こそが日本初の女性総理になるべきなのだ。
愛知7区の人々は例え嵐が来ようと山尾志桜里に投票してほしい。
自分の選挙区でこれほど凄い女性が立候補しているのは羨ましい。
わしなら人から投票用紙を100票くらい買い集めて投票に行くがな。
あっ、これはAKBでしか出来ない戦法だった。