昨夜、「MeToo運動」をテーマに泉美さん、笹さんと共に生放送をやったが、最後まで無料のままにしていたのは、ずっと妙な書き込みをしている者がいたからだ。

その書き込みは、とにかく男女平等が嫌いで、女性宮家が嫌いで、男の方が差別されているという感覚を持つ者だった。

それを見て気づいたのだが、要するに「非モテ」をこじらせた、女性を呪う男が発生しているのだ。
「非モテこじらせ系」は、これ以上、女性が強くなるなんて耐えられないと思っている。

ネトウヨの中には、「非モテこじらせ系」の男が大量に混じっているのだ。
「非モテ」の男は、男女平等の社会では、弱者になってしまう。
「非モテ」の男は、リベラルになれないし、フェミニストにはなれない。
男の側に余裕がないと、リベラルやフェミニストにはなれないということに、昨夜ようやく気づいた。

男尊女卑そのものが、モテない男が、女を力づくで、システムとして、弱い立場に押し込めておこうという感覚だったのだ。
だからこそ女性天皇や女性宮家にも、不快感を持つ。
女性が社会的地位を向上させること自体に反発しているのだ。 

九州は男尊女卑が強いというが、わしはどうやら男尊女卑ではなかったようだ。
ずっとモテてきたために、女性を尊ぶ感覚が身に付いてしまい、感覚としては「男尊女美」になっていた。

男はいざとなれば命がけで女子供を守る存在だから尊くて、女はみんな優しく美しい。
わしはモテたからこんな感覚になっただけで、「非モテ」なら女は自分を相手にもしないし、女なんか守りたいとも思わないとなるのだろう。

無残な社会になったものだ。

 

 

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