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4月13日の「ゴー宣道場」にゲストとして招待している
朴順梨氏の『奥さまは愛国』(北原みのり共著)を読んだ。
実に面白かった。
読み始めたら止まらない面白さだ。
朴氏にも北原氏にも、共感するところが大いにあり、
全然違うだろと思うところもあった。
朴氏は冷静な人で、在日差別のリアルを知らせてくれて
勉強になる。
朴氏はあくまでも愛国奥さまを、充たされた普通の女性と見ているが、
わしはそうは思わない。
運動に嵌る人間はみな同じだ。
『脱正義論』で描いた通りだ。
北原って人は感情的で相当情緒が激しい人だな。
ところどころ爆笑してしまったが、同意する点が多い。
竹田恒泰の講演の内容は無茶苦茶だとわかった。
嘘と間違いだらけの内容だな。
皇統問題の「男尊女卑」に対する嫌悪感は、
北原氏とまったく同感だ。
一般参賀の際の男の態度に醒める北原氏の感覚もよくわかる。
だが、わしは女性天皇でも万歳三唱できると言っておく。
愛国奥さまのヘイトスピーチにも、男に利用されてる女の馬鹿さにも、
腹が立つのはわしと同じだ。
いやあ、この本なら、わしが推薦したいくらいだよ。
「ゴー宣道場」の師範も門弟もこれを読んでほしい。
わしの『戦争論』のことも出てくるから、門弟たちなら
きっと楽しめるだろう。
感想を聞かせてほしい。
こんな面白い本はなかなかないぞ。
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小林よしのりライジング
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