産経新聞の櫻井よしこの記事が粗雑で話にならない。

櫻井の言う「美しき勁き国へ」とは何のことか?

中国は確かに脅威である。東アジア全体にとって脅威である。

これを座視するわけにはいかない。

安倍首相の国際法を守れという演説は妥当である。

だがそのことと、集団的自衛権の問題を直結させるのは、
短絡的、粗雑な意見である。

日本はベトナムやフィリピンや、その他東南アジアの国々を
守るために、集団的自衛権を発動させるのか?

違うだろう。

アメリカしか念頭にない集団的自衛権ではないか!

日本の自主防衛・自主独立にとっては、
「個別的自衛権の強化」こそが第一義であり、
アメリカへのポチ感情から「集団的自衛権」を
優先させるのは、議論が転倒している!

この優先順位を誤まったら、日本は永久にアメリカの
属国になってしまう。

 

この主張の差が、わしのような「自主防衛・自主独立」を
目指す本物の保守と、
アングロサクソンについて行けば日本は100年安泰
と考えるエセ保守・親米ポチ派の、決定的な分かれ目なのだ!

 

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