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産経新聞が社説で「少子化問題」を語り、
「国民の機運高める年に」したいそうだ。
ふううん。
「国難」と捉えているらしい。
わしもそう思うよ。
そしてこう書いている。
「希望はある。国民の多くが結婚し、子供が欲しいと
考えていることだ。」
ここでわしは爆笑したね。
その通りだとも!
国民の多くが結婚して、子供を育てる平凡な家庭が
作れたらと願っているのだ。
それが出来ないのは何故なのか?
「機運高める」と言ったって、「よっしゃあ!
結婚したるぞ――!子供産んだるぞ――!」
と気合い入れて叫んでも、今や非正規社員が
4割ですぜ。
中間層が崩壊して、貧困層がどんどん拡大していて、
年収200万がザラですよ。
男は誰だっていいから結婚してほしいけど、
女は誰だって安定した高収入の男を求めるものだ。
子供を産み育てられない収入しかなくて、
格段の尊敬心も持てなくて、女に対する優しさも
ない男なんかと、結婚できるわけがない。
それでうまくいかず離婚したら、忽ち貧困層に
落ちたシングルマザーになって、
子供を虐待するしかなくなるのだから、
そんな不幸を呼ぶ結婚なんか、むしろするなと
忠告したい。
グローバリズムとアベノミクスこそが、
少子化促進政策なのに、皇統の男系固執を主張する
男尊女卑の産経新聞が、「子供育てる喜びの再確認を」
なんて言ったって、初笑いのつもりかと
呆れるしかないな。
本当に、根っからの馬鹿だね。
少子化は結局、経済問題なんだ。
富裕層だけ儲かって、中間層を破壊する政策を
続ける限り、結婚したくても出来ないんだよ!
RSSブログ情報:http://yoshinori-kobayashi.com/6550/
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小林よしのりライジング
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