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産経新聞のコラムで「WiLL」の花田が「安保法案の
国会審議で、民主党は枝葉末節にこだわっている」と
言うが、これっておかしくないか?
立法府は法案の検討をしているのだから、法案の不備を
指摘するのは当然の仕事ではないか。
法案の欠陥を指摘されて、政権が全然説明できないまま、
強行に成立させたことは、やっぱり間違いだろう。
法律なんかどうでもいい、ただ米軍と一体化できれば、
それでいいという幼稚な意見は困るのだ。
国際政治学者や、軍事ジャーナリストや、自称保守派も、
あっさり「立憲主義」を否定する性向があるが、
日本は独裁国家ではないし、やはり法治国家で
あらねばならないと、思わないのだろうか?
憲法なんかクソくらえだ、中国が恐いんだ、と
言いたいのだろうが、中国が日本に侵略戦争を
仕掛けてくる危機が、もう眼前に迫っていると言うのか?
その怯え方が尋常じゃなくて、生ぬるい人生を
歩んできたのだろうなあと嗤ってしまう。
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小林よしのりライジング
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