「あさが来た」を見てると、幕末から明治・大正への
移行期に、日本人の風俗が微妙に変化していくのが
分かるから、参考になる。
『大東亜論』の時期とも重なっているので、スタッフは
時代の変化ごとに、何本か録画しておくのも
いいかもしれない。 

男はすでに断髪しているが、まだ着物が多し、
女の日本髪はかなりラフに上げてまとめている。
かんざし類は見えなくなってきたが、子供にはまだ
花飾りを刺していたりする。

すでに洋風のカフェで、ビールが出されたり、
アイスクリームが出されたりしているが、客のほとんどは
まだ着物で、着物の文化は昭和初期くらいまで
続くのだとしたら、幕末から昭和まで、劇的に
変わったのは髪型と、帯刀してないくらいのものか?
鉄道は出来てるし、炭鉱が儲かり始めている、東京には
街灯が燈り、銀行はすでに各地に出来始めているらしい。

わしは昨日、『大東亜論』の下描きが6枚しか
入らなかった。
やたらわしの描く分量が多くて、しかも難しい。
だが、2p『ゴー宣』のコンテも描いてないので、困っている。
とりあえず、今日中に6枚のペン入れをやって、
仕事場に渡し、それからコンテをやって、明日から
続きの下描き、ペン入れという手はずで進めるので、
スタッフ諸君、よろしく。

 

 

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