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記事 3件
  • ズッコケ三人組シリーズ補遺(その九)

    2015-04-24 19:39  
     相変わらず、あんまり女災と関係ない記事を、久米某が大手で連載している間にも続けるよ! 今回は最終巻までの五冊をレビュるよ! 相変わらず「女災」からは離れるけど、『愛のプレゼント計画』は那須センセの女性観の総決算的な意味あいもあるのでよかったらそこだけでも読んでみてね! 後、性質上、ミステリなどもネタは全部バラしていますので、そこはお含み置きください。
    『ズッコケ三人組の地底王国』●メインヒロイン:クシナ姫
     本作については、章タイトルが「選ばれし勇者」「悪竜との戦い」というものであるのを見た時から、イヤな予感がしていました。時代の流れについて行けなくなった作家が「何か、ファミコンみたいの」を書いて子供のご機嫌を伺おうとしている匂いがものすごくするじゃないですか。いや、本作は2002年の出版でもうファミコンの時代ですらないけど、この時期でも「ルンルン気分」とか「やるっきゃない」とか書いちゃ
  • お知らせ

    2015-04-14 22:09  
    ネットマガジン『ASREAD』様での連載、第六弾。「ドクター非モテの非モテ教室(その六)」が掲載されました。テーマは伊集院光は幼児プレイマニアである」(少し違うかも知れません)。  今回はフェミ批判は希薄です。オタク的男性の、生き難さへの処方箋の一つ、みたいに考えていただければ幸いです。 他にも硬軟取り混ぜて興味深い記事がいろいろと書かれておりますので、ご一読いただければ幸いです。 後、動画は……もうちょっと待って(震え声)。

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  • ズッコケ三人組シリーズ補遺(その八)

    2015-04-10 17:12  
     相変わらず、あんまり女災と関係ない記事を、久米某が大手で連載している間にも続けるよ! 後、性質上、ミステリなどもネタは全部バラしていますので、そこはお含み置きください。『緊急入院!ズッコケ病院大事件』●メインヒロイン:荒井陽子、榎本由美子、安藤圭子
     三人組(及び美少女トリオの二人)が当時まだあまり知られていなかったデング熱に罹ってしまう話……のはずなのですが、第一章は丸々殺し屋の話に費やされています。ハチベエたちとニアミスを繰り返すなど、子供の出番がないわけではないのですが。で、章の最後、殺し屋は病気になったまま、人知れず死にます。何じゃそりゃ!? 以降も病気についての蘊蓄と医療関係者のやり取りが団子になっているだけで子供たちはほぼ活躍せず。ハチベエなど、ひきつけを起こした描写の後、しばらくマトモに登場しないので読んでいて不安になります。『ズッコケ』初期では、少年雑誌の記者がハチベエに