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ユートピアの終焉――あだち充と戦後日本社会の青春 第9回 劇画という〈父〉からの決別(前編)
コメ0
PLANETS Mail Magazine 65ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉――あだち充と戦後日本の青春」。第9回では、『ナイン』の内容について論じます。久々の少年誌への復帰で肩に力が入ったせいか、劇画時代の作風が抜けきらなかった第一話。しかしそこには、あだちが長年向き合ってき...
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碇本学 ユートピアの終焉――あだち充と戦後日本社会の青春 第8回 『ナイン』の成功と6人の編集者たち(後編)
コメ0
PLANETS Mail Magazine 67ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉――あだち充と戦後日本の青春」。第8回では、『ナイン』『みゆき』のヒットで時代の寵児となりゆく時代のあだち充を論じます。少女漫画誌で培った「力を抜いた」作風が、80年代目前の時代の空気と同調し、売れっ子作...
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碇本学 ユートピアの終焉――あだち充と戦後日本社会の青春 第7回『ナイン』の成功と6人の編集者たち(前編)
コメ0
PLANETS Mail Magazine 68ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉――あだち充と戦後日本の青春」。第7回では、少女漫画誌から少年サンデーへの復帰、そして『ナイン』でブレイクを果たすまでの時期を語ります。才能はあれど時代に歓迎されなかったあだち充。そんな彼を粘り強く支え...
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碇本学 ユートピアの終焉ーあだち充と戦後日本の青春 第6回 あだち充と少女漫画の時代(後編)
コメ0
PLANETS Mail Magazine 69ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉――あだち充と戦後日本の青春」。第6回では「花の24年組」以降を追いかけます。萩尾望都らのSFが少女漫画で隆盛する一方、少年漫画のSFは衰退。『仮面ライダー』と永井豪にその可能性が継承されます。そして、コミッ...
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碇本学 ユートピアの終焉ーあだち充と戦後日本の青春 第5回 あだち充と少女漫画の時代(中編)
コメ0
PLANETS Mail Magazine 70ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉――あだち充と戦後日本の青春」。第5回では「花の24年組」を代表する漫画家、萩尾望都と竹宮恵子を取り上げます。1970年代、二人が「少年」という主題を持ち込んだことで、少女漫画は飛躍的な発展を遂げますが、そこ...
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碇本学 ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春 第4回 あだち充と少女漫画の時代(前編)
コメ1
PLANETS Mail Magazine 72ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉――あだち充と戦後日本の青春」。劇画全盛の時代に適応できず、少女漫画誌へと移籍したあだち充ですが、週刊少女コミックは偶然にも、一時代を築いた大御所たちと才能煌めく若手作家たちが交差する場所でした。 連...
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碇本学「ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春」 第3回 劇画作家としての挫折と80年代カルチャーの胎動
コメ0
PLANETS Mail Magazine 75ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉――あだち充と戦後日本の青春」。第3回では、70年代の劇画作家時代のあだち充について論じます。原作付き作品を大量に手がけながら、ヒット作に恵まれず苦しむあだち充ですが、実は彼のすぐ側で、80年代カルチャーの...
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碇本学「ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春」 第2回〈少年サンデー的なもの〉はいかにして誕生したか
コメ0
PLANETS Mail Magazine 77ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉――あだち充と戦後日本の青春」。第2回では、80年代にあだち充と高橋留美子が生んだ「ラブコメ」ブーム。その舞台となった「少年サンデー」の成り立ちを、60年代以降の少年漫画誌の歴史と共に追いかけます。「週刊少...
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【新連載】碇本学「ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春」 第1回『あだち充の〈終わってしまう青春〉』
コメ0
PLANETS Mail Magazine 78ヶ月前
ライター・碇本学さんの新連載「ユートピアの終焉ーーあだち充と戦後日本の青春」が始まります。『タッチ』『H2』などのヒット作で知られる漫画家・あだち充。その50年にも及ぶキャリアは、戦後のアメリカの抑圧のもとで、日本の少年漫画が〈成熟〉を描こうとした試みでもありました。第1回では、戦後民主主義の落とし子...
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爆笑問題も衝撃!『タッチ』"和也の死"に隠された裏話がスゴすぎると話題に
コメ24
AOLニュース 116ヶ月前
Filed under: カルチャー7月19日に放送されたTBSラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』で、漫画雑誌の「週刊少年サンデー」の編集長が出演、あの人気漫画『タッチ』に隠された裏話を語り、話題となっている。番組では「週刊少年漫画誌応援企画」を開催、そこに「週刊少年サンデー」編集長の市原
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自己更新する天才――あだち充はあだち充を乗り越えてゆく。
コメ0
弱いなら弱いままで。 123ヶ月前
あだち充の最新短篇集『SHORT GAME ~あだち充が短編で紡ぐ高校野球~』を読みました。 あだちさんにはすでに『ショート・プログラム』シリーズという短篇集があるわけなんですけれど、これはそれとはべつに「高校野球」をテーマにした短編ばかりを集めたショーケース。 古いものは何十年前の作品だったりして、あ...
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なぜ浅倉南は上杉達也を選んだのか。「賞品」でなくなったヒロインたち。(2180文字)
コメ0
弱いなら弱いままで。 144ヶ月前
NHKの朝ドラ『あまちゃん』の百合展開が美味しい海燕です。それとはまったく関係ありませんが、『ベイビーステップ』が盛り上がっていますね。スポーツ的にも、恋愛的にも。 スポーツ的にはエーちゃんはついに全国大会準決勝までたどり着き、あと二勝で優勝という佳境にありますが、恋愛的にはなんとすでにあっさり勝...
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あだち充の新作『mix』はどこまで『タッチ』のその後を見せてくれるのか?(1201文字)
コメ0
弱いなら弱いままで。 144ヶ月前
『ゲッサン』にあだち充の新作野球漫画『mix』が連載されていて、これが『タッチ』と同じ世界の四半世紀後を舞台にした物語であることはご存知かと思いますが、今月、その『mix』に「勢南の西村」が出て来ました。 西村。な、な、な、なつかしい! 顔がそっくりの息子のほうはもう少し前に登場していたんだけれど、...