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ウェンカムイ「死刑囚・木嶋佳苗の生痕」第7回 石井妙子「三度目の獄中結婚」
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
常に自分の存在をアピールし続けてきた木嶋に対する世間の関心が薄れたころ、何度目かの騒動が持ち上がる。余命を諦めた――虚言の手記の裏にはまた新しい犠牲者が。
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欽ちゃん83歳の人生どこまでやるの!? 第60回「コメディアンに『反省』は禁物」
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
八月に日本テレビで放送された「24時間テレビ」で、「欽ちゃんのスミちゃん」というドラマが作られていたね。 放送の前、俳優の伊藤淳史さんがぼくの役、波瑠さんがスミちゃん役、そして、マネージャー役に(香取)慎吾ちゃんが出るのだと聞いて、ぼくは「へえ!」と驚いちゃったよ。 実は、ぼくは自分を主人公にし...
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野球の言葉学 第726回 立浪和義〈中日ドラゴンズ 監督〉(ジャーナリスト・鷲田 康)
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
“結果を出さないといけないところで結果を出せなかった。監督が責任を取るのは当然。けじめはつけます”
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阿川佐和子のこの人に会いたい 第1508回 岩松了〈劇作家、演出家、俳優〉
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
劇作家、演出家、俳優……いくつもの顔を持ち、あらゆる方向から演劇を見つめる岩松了さん。十月からの新作舞台『峠の我が家』について伺うと、話はシェイクスピアやチェーホフなど、演劇論講義の様相を呈して――。
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夜ふけのなわとび 第1858回 林真理子「ナマステ!」
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
「今日、午後から渋谷の年金事務所に行ってまいります」 朝、秘書のセトが言った。「えー、年金事務所?」「ハヤシさん、忘れたんですか。来月から年金もらうのー、ってこのあいだ言ってたんですよ」 そうだった。本来は六十五歳からもらえる年金であるが、七十歳まで我慢すると支給額が増える。そんなわけで今年まで...
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上沼恵美子の「人生“笑”談」白黒つけましょ 第38回「実家が『太い』同期 嫉妬で狂いそう」
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
最近、外食するのが楽しくてしょうがないんです。 というと、高級なレストランやなんかに行ってるように思われるかもしれませんが、そんなことありません。そういうお店に行くときもありますが、チェーン店やファミレスに行くのも大好きなんですね。 とくに回転寿司は家の近所に四、五軒あるので、マネージャーや家...
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ツチヤの口車 第1359回 土屋賢二「介護と女心」
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
高齢化社会が到来した。老人が増えていることが日々実感される。老人しか見ない日さえある。老人ホームにいるためかもしれない。 今日も妻のいる介護棟に行った。老人ホームの一般棟に夫婦で入居していたが、妻の認知症が進んだのだ。 それまで一回の食事に二時間はかかるようになった。噛むにも呑み込むにも時間が...
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いまなんつった? 第800回 宮藤官九郎「ドッキリか?」
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
連載800回。 あと200回で1000回か。皆さんが読んでくれるなら楽勝で書けます。それくらい日々、いまなんつった? で溢れている。「すごいなあ」 ランニングを始めて8年目。毎朝7時過ぎに家を出たかと思えば、8時ごろ汗だくで帰って来て、家にこもってドラマ書いてる貧相な中年男性。ご近所ではそう認識されています...
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人生エロエロ 第599回 みうらじゅん「夜な夜な抱かれています」
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。「抱く」とか、「抱きたくない」って、余りにも一方的過ぎるよね。 先ずは「抱かれたい」「抱かれたくない」という相手の気持ちを考えなきゃ。 しかし、オレの場合、商品名上、そんなことは言ってられない。単なるヌイグルミにしてはデカく、『抱き枕』としても利用出来...
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川柳のらりくらり 第1020回 選・柳家喬太郎 お題「墨」
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
もう、十年以上も前の事です。東京都下、とある街に、落語会の仕事で伺いました。延々と続く商店街をぶらぶらと歩いて、会場へ。と、その商店街に、小学生だか中学生だか、子供達の書いた習字が、旗みたいに、ずーっと飾ってあったんです。とても上手い字もあれば、そうでもない字もあります。なんだか微笑ましくって...
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町山智浩の言霊USA 第740回「“They are eating the cats.”(移民たちは猫を食べている)by ドナルド・トランプ前大統領
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
とうとうこの日が来た。カマラ・ハリス副大統領とトランプ前大統領のテレビ討論会だ。 ABCテレビが主催するこの討論会をトランプはずっと拒んでいた。ヨボヨボのバイデンより20歳も若い元検事ハリスの追及に勝てる自信が無かったのだろう。でも、ついに観念してフィラデルフィアの米国憲法センターの会場に現れた。 ...
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サイバーエージェント社長 藤田晋のリーチ・ツモ・ドラ1 第20回「若手社員の抜擢をシステム化する」
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
社会人になりたての頃は、会社案内のパンフレットの役員一覧にずらりと並ぶ、取締役の顔の見分けがつかなかった。みんな同じようなスーツを着て、年齢も同じようなおじさんばかりだったから。 ところが、何歳が境目だったのかは分からないけれど、いつの間にか、今度は若者の顔の見分けがつかなくなった。特に髪サラ...
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テレビ健康診断 第989回 戸部田誠(てれびのスキマ)「ロバート秋山の再現ドラマに新人アナ ネタも作りも“渋さ”が光る
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
たとえば、QRコードの白黒模様や本の帯の推薦文といった日本で当たり前になっていることを、当たり前にした人物に焦点をあて、それを再現ドラマを使って掘り下げていく番組が『あきやま魯山人』だ。番組の概要を聞くとありがちな雑学バラエティのようだが、この番組が特異なのは、取り上げられた6人の人物をすべてロバ...
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春日太一の木曜邦画劇場 第601回「“遺体”に用いたメイク技術とは。ヒット映画の裏に職人あり!」『おくりびと』
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週刊文春デジタル 4ヶ月前
来たる十月一日、拙著新刊『ヒット映画の裏に職人あり!』が小学館新書から刊行されることになった。 これは、近年のヒット映画や話題作、大河ドラマなどで重要な役割を果たすスタッフ十二名へのインタビュー集。その仕事内容に関して、一人ずつ詳細にうかがっている。 正直なところ、新作の邦画に関しては監督・脚...
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薬の危険な食べ合わせ「完全リスト」
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
薬には決して一緒に口にしてはいけない飲食物がある。それを誤ると薬の効果が弱まるだけでなく、血圧の急降下、意識障害などむしろ体に悪影響を及ぼす。降圧剤や睡眠薬など身近な薬の意外と知られていないリスクとは。●降圧剤とコーヒー、唐辛子は要注意●抗生物質に牛乳で効果減●血栓治療薬に納豆、小松菜、ほうれん草は...
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ウェンカムイ「死刑囚・木嶋佳苗の生痕」第6回 石井妙子「父が授けた凶器」
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
死刑判決が下っても木嶋佳苗は止まらない。メディアの下心と、膨大な量の手紙で塀の外の人間をコントロールする木嶋の虚栄心とが出会うとき、悲劇は何度でも起こる。
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野球の言葉学 第725回 阿部慎之助〈読売巨人軍 監督〉(ジャーナリスト・鷲田 康)
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
“いくら打つ、打つと言っても二割六分のホームラン三本だからね。(起用は)考えるわ、明日。以上!”
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阿川佐和子のこの人に会いたい 第1507回 田嶋陽子〈女性学研究者、シャンソン歌手、書アート作家〉
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
『TVタックル』での共演歴も長い、田嶋陽子さんが今週のゲスト。新刊『わたしリセット』は田嶋さんのキャリアを振り返る一冊ですが、不肖アガワ、今になって田嶋先生が訴え続けてきたことを身をもって理解できました。
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夜ふけのなわとび 第1857回 林真理子「ネットと皇族」
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
今期の朝ドラ「虎に翼」を愛するあまり、私はどれだけの犠牲をはらってきただろうか。 明日はちょっと寝坊が出来る、という日でも必ず七時半に起きる。もう体がそうなってしまった。朝早く家を出る時は録画を忘れない。 台湾に行った時はどうしようかと思ったのであるが、幸いなことにホテルでNHKが見られた。 この...
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上沼恵美子の「人生“笑”談」白黒つけましょ 第37回「小麦NGの夫と生活できますか」
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
今年の夏は、ずいぶんと台風に振り回された気がします。 この間、史上最強クラスの台風がやって来るというとき、別居中の主人が「恵美子、台風怖いやろ?」ってウチに泊まりに来てくれたんです。 私、こう見えて雷が怖いんですよ。五歳のころ、数秒前まで雨宿りしていた木にドーンと雷が落ちたことがあるんです。そ...
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ツチヤの口車 第1358回 土屋賢二「どう見られてきたか」
コメ0
週刊文春デジタル 5ヶ月前
わたしはどう見られてきたのか振り返ってみた。 蚊がどう見ているかは容易に想像がつく。「こいつの血は、色々検査に引っかかる低品質の血だが、ほかに隙のある人間が見当たらない。今はこれで我慢だ」 カラスにも大学近くで何度か頭を蹴られた。「危害を加えるようには見えないが、間違った考えをもたないよう、念...
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いまなんつった? 第799回 宮藤官九郎「くんちゃん覚えてる?」
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
このところ月1ペースで宮城に帰っています。 きっかけは母が90歳を迎えたこと。さらに友人のお見舞い、ライブ、取材などが重なり、片道2時間、日帰りで通っています。 去年の夏、小中高と一緒だった友人が大病を患っていると報せを受け面会に行きました。50歳を越えたあたりから、病気とセットで同級生の名前を聞く...
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人生エロエロ 第598回 みうらじゅん「ハウツーを知らない子供たちへ」
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。 先日、街で『HOW TO HAVE SEX』と書かれた映画ポスターを見つけ、思わず二度見した。 それはハウツーの後のハブに違和感を覚えたからである。 ハウツーとくりゃ、フツー、即セックスでしょ! そう思ってしまうのは1970年代初頭に出版された『HOW TO SEX 性についての...
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川柳のらりくらり 第1019回 選・柳家喬太郎 お題「虫歯」
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
歯医者さんには、たいそうお世話になっております。 いっとき、食いしばりってのが酷くって、なにしろ奥歯が割れちまうほどだったんですわ。あの時は、それはそれはお世話になりました。マウスピースも作って頂きました。 それにね、私、口の中がおかしいんだか、四十過ぎるまで乳歯が一本残ってたんです。確か四十...
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町山智浩の言霊USA 第739回「“I fully endorse President Trump”(私は全面的にトランプ大統領を支持する)by イーロン
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
「カマラ・ハリスは大統領就任初日、共産主義の独裁者になると宣誓する!」 そんなX(旧ツイッター)の投稿に添えられたのはハリス副大統領が鎌とハンマー、つまり旧ソ連のシンボルをつけた真っ赤な軍服を着た姿。もちろんAIに作らせたフェイク画像だ。ちなみにハリスは民主党内では右派として知られているから、こんな...
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サイバーエージェント社長 藤田晋のリーチ・ツモ・ドラ1 第19回「『観る雀』もこんなに面白い」
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
平日の夜はだいたい会食が入っているので、お開きになると、帰りの車に乗っている最中は間違ってもスマホを触らないよう細心の注意を払っている。うっかり開いてLINEやSNSが目に入り、ネタバレされてしまった過去が何度もあるからだ。 家に着くと、真っ直ぐにリビングに行ってABEMAを開き、その日のMリーグの放送を“...
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春風亭一之輔の噺はんぶん日記 第9回「もうええでしょう~」
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
8月9日(金) 毎晩熱帯夜が続く。が、私の寝室では今年冷房を一度もつけていない。寝室が半地下なので一階の娘の部屋の冷房をつけ戸を開けておくと、冷気が下までおりてくる。寒過ぎずちょうどいい。ようするに娘のおこぼれで涼しく寝ている。5時50分起床。金曜と日曜は早起きだ。ニッポン放送『あなたとハッピー!』放...
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宇垣総裁のマンガ党宣言! 宇垣美里 第130回「血塗られた王室、王妃たちの生き様」
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
常々、世界はよくなり続けていると感じている。人類は学び続け、価値観はより多様に、倫理観はより高まり、私たちは昨日よりも美しい世界を生きていると。「昔はよかった」なんてのたまう愚か者は歴史の教科書を、いやそれが難しいなら『セシルの女王』を読むべきだ。今よりずっとずっと過酷な環境の中、それでも己の...
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テレビ健康診断 第988回 青木るえか「聡太の苦悶、匠の長い睫毛 それが見られればいいのだ」『NHKスペシャル 藤井聡太
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
NHKは藤井聡太が好きだなあ。民放より素材(NHK杯や、『将棋フォーカス』みたいな昔からやってる将棋普及番組の蓄積)をいっぱい持ってる&NHKの力で藤井聡太単独インタビューもイケるし、藤井聡太がらみの『NHKスペシャル』はすでに4回? いや5回! といって安易な番組なわけではない。
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春日太一の木曜邦画劇場 第600回「重苦しくて新作を避けた少年時代。印象を大きく変えた邦画がこれだ」『大誘拐 RAINBOW
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週刊文春デジタル 5ヶ月前
おかげさまで、本連載は六百回を迎えることができた。旧作邦画一筋で、これだけ続けられたのは、何より読者の皆様のご愛顧のおかげ。改めて、御礼申し上げたい。 今でこそ、このように邦画を専門にしているが、映画を好きになった頃は苦手だった。一九八〇年代半ばに『グーニーズ』で映画の面白さに目覚めたため、以...