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山田玲司のヤングサンデー 第371号 2021/12/6
人類
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【人間は地球の癌細胞だ】
「人間は地球の癌細胞だ」というセリフが
映画「マトリックス」の中で出てきた。
今となっては定番中の定番のセリフだ。
なんだかもう恥ずかしい感じもする「よくあるヤツ」だ。
でも現実に起きている事を見れば見るほど「その通りでございます」と言わざるを得ない。
気候変動の深刻さもいよいよヤバい段階に入っているというのに、先日の国際会議(COP)では「効果が見込める決定」はなされなかったように見える。
「科学者の警告よりも経済競争優先」という定番のヤツがまだ続いてるのか。
噂では「石油産業からの人員」が例のごとく現場に乗り込んで全てを骨抜きにしたとか聞くけど、嘘であって欲しい。
「マトリックス」には王道のセリフが連打される。
元々が漫画家なので、実に漫画的な手法で「決め台詞」が入る。
「俺たちは奴隷にされている」
「俺たちは夢を見させられている」
「無知は幸福だ」
言い尽くされたセリフだ。
もしも今の時代の新人作家が脚本の中にこのようなセリフを入れて来たら「ベタすぎますね」とか言われそうなセリフでもある。
でもこれらのセリフが「嘘なのか?」と言えばそうとも言えない。
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