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沖縄に新たな基地は造らせないという「オール沖縄」の民意を代表する候補と、安倍政権いいなりに新基地建設を推進する自民党候補が全区で対決した沖縄では、1区の赤嶺政賢(66)=日本共産党・前=、2区の照屋寛徳(69)=社民党・前=、3区の玉城デニー(55)=生活の党・前=、4区の仲里利信(77)=無所属・新=の「オール沖縄」4氏が全勝を飾りました。
新基地ノーを掲げる翁長雄志(おなが・たけし)知事が10万票差で圧勝した11月の県知事選に続き、日米両政府に大打撃を与える歴史的快挙です。
赤嶺氏は、「辺野古の基地押し付けに対する県民の怒りは、われわれが思っている以上に強いと実感した。政府に対して怒っている。新基地建設を撤回させ、普天間基地を閉鎖・撤去させるまで県民はたたかい続けるだろう」とのべました。
3氏の大激戦となった1区では、翁長知事や城間幹子那覇市長、元自民党の那覇市議会新風会、県内大企業などが自主的に赤嶺氏を支援。赤嶺氏は小選挙区で18年ぶりの日本共産党議席の獲得を勝ち取りました。