「○○べ」と、最後に「べ」がつく名詞は世の中に数多ある。
「くろべ」は、バカでかい黒部ダムで有名。
「あとべ」はテニス部のカリスマとして名高い。
「おしゃまんべ」は「長万部」と書き、初見では読めないアイヌ由来の北海道の地名。
「かたりべ」はストーリーテラー。個人的に馴染み深い。
「しゃれこうべ」は髑髏と書き、これも初見では読めない。白骨化した頭蓋骨、つまり「晒され頭(こうべ)」から発展した読み方らしい。
小学生くらいの時、怪談を読んで出会った言葉なので、「しゃれこうべ」にはノスタルジーを感じる。
色んな「○○べ」を並べてみたが、今回は「ブルベ」「イエベ」の話をしてみたい。
皆様も「ブルベ・イエベ」はご承知の事だと思う。ブルーベースとイエローベースの略だ。
なぜこの言葉が気になったのかというと、どこかで下記の様な自己紹介を見かけたからである。
「私は骨格ウェーブ ブルベ夏!」
どの様に感じますか。
「俺は、横浜ブルーライン センター北」みたいな感じの響きでかっこいいとは思う。
だが、同時になんだか、飲み込みづらい感覚が残る。この感覚の根源を辿るのが今回の記事の目的だ。