ども!ギンです。

ミャンマーから無事帰国しました!

その後はYouTubeのお仕事が溜まりまくっていて、師走独特の空気もあり、世界の過渡期の予感もあり、帰国後に日本のご飯で急性胃炎になったりもしてw、毎日すっごくソワソワしています。


さて今回のお話はミャンマーのご飯。
ご飯大好き日本人としてはミャンマーの食事気になりますよね。

ミャンマーという国はお隣が中国・インド・タイということで(あとはラオス・バングラデシュ・ブータンもお隣さん)どこか影響を受けているような感じがしました。
辛かったり、甘じょっぱかったり、スパイスや香草の独特な風味だったり、ときどき酸っぱかったり。


ミャンマー飯のまず前提として、

差 が す ご い !

場所や値段によってお店の形式も清潔度も振れ幅が大きいです。

基本的には衛生状態は……お察しください。日本が清潔すぎる。
完全に屋内の日本感覚で清潔なレストランもありますけど少ないです。
多くは屋根つきだけど外で食べる(テラス席的な)お店でした。

その中でもっとも多く現地の方に連れて行ってもらえたレストランで出てきた基本的な「ミャンマーフード」がこういう感じのやつ。
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▲名前はわかりませんw「ミャンマーフード」って言ってましたね。

ミャンマーフードの正式名も聞いたんですけど発音が難しくて覚えられなくて諦めました。
ほかの食べ物も色々教えてもらいましたけど、結局名前は一つも覚えられませんでしたw

ミャンマーフードの特徴
・それぞれ人数分の白米(日本のより細長くてパラパラしてるやつ)を主食として、テーブル上には数々のおかずと味変用の小皿が並ぶスタイル。各々が好きなおかずや調味料を白米皿に移して食べる。
・お肉は牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉。
・野菜は白菜、空心菜、チンゲン菜みたいなクセの少ない葉物野菜のほか、見たことのないクセが強すぎる謎の香草も多かった。

味は辛い系が多いけど、辛くないおかずもあるので問題はなし。

東南アジアご飯によくある独特のスパイスやナンプラー、香草の風味がするものも多いけど、日本人好みの甘じょっぱい味のおかずもあるので不思議な感じでした。

「豚の角煮」とか「空心菜のニンニク炒め」があったのはちょっとホッとしたかな。

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▲シュウマイみたいな何か。鶏肉or豚肉バージョンがあって、味付けはシンプルで薄め。
スイートチリ?のような赤いソースにつけて食べると良い感じでした。

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▲ミャンマー人ママが作ってくれたマトンカレー(中央奥)と鯉の煮物(左側)

水分少なめのマトンカレーはスパイスたっぷりで肉も柔らかく、辛いけど美味しい。
鯉の煮物は佃煮ふりかけみたいな感じで、田舎のおばあちゃん家で出てきそうなどこか懐かしいお味でした。

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▲現地では珍しい、こだわりコーヒーを出すカフェの豆挽き本格ブラックコーヒー

飲み物は基本は水。あとはコーラ、スプライトなどなど清涼飲料水も売ってます。
現地っぽいところでいえば「ミャンマーティー」が有名だとか。
コンデンスミルク?が入った甘いミルクティー。

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現地の人は「チャイ」と言ってたりもするけど、インドチャイみたいなスパイシーさはほとんどなくて、ひたすら甘いミルクティーって感じ。表面に浮いているのはホットミルクに浮いている膜的なものだけど、なんか濃厚なミルクとかちょっとチーズっぽい風味がする。

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▲クレープみたいなスイーツ

スイーツはケーキやスナック菓子など世界的にあるものも売ってるけど、現地スイーツで美味しかったのはコレ。
ココナッツミルクを使った柔らかすぎるフレンチトーストみたいなクレープって感じでぷるぷるした触感。ココナッツの柔らかい甘さなので甘すぎないのも良かったです。


また、ココナッツミルクといえば、個人的に一番美味しかったのがコレ。
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▲マンダレーで食べた朝食。麺類。

これ、見た目に反して(?)とっても美味しくて一番気に入った現地メシでした。

スープはココナッツミルクベースにニンニクや少々のスパイスが加えられ、そうめんのような細い麺が入った食べ物。ゆで卵の黄身も溶けてたかな。まず日本では食べたことがない味。
とーっても優しい味で、飲み過ぎた次の日に食べたいタイプの軽食。
お好みでスライス生玉ねぎの辛味を足したり、レモンを絞ってさっぱりさせたりできるのも良き。
マンダレーから少し離れた地域の郷土料理だそうです。

──と、ここまでが割と普通~キレイめなお店のご飯たち。


ここからは少しお高級なお店をば。

日本でいうところの銀座と呼ばれるミャンマーの高級エリアでは
寿司レストランに行かせてもらいました。
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日本で修行した方がオーナーとあって、日本とほとんど変わらないお寿司が食べられる唯一のお店。
現地では4店舗展開をしている有名店なのだそう。
オリジナルロールもサクサクの衣でとっても美味しかった……!

また、シーフードの美味しいお店にも行けました。
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▲ここは屋外スタイルのお店ですが、室内で食事できるVIPルームもあるというお店(左のお店)

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▲イセエビのお刺身。ぷりぷりしています

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▲巨大シャコの焼き。エビ味

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▲トムヤムクンみたいなスープ。辛くて酸っぱい味に魚介の旨味とレモングラス系の香草が

この辺は言うまでもなく美味。安定。安心。うん。


……で、最後はローカルなお店でのご飯。
ミャンマーの方に「豚の内臓はタベラレマスカ?」と聞かれて連れて行ってもらったこちらのお店。

豚の内臓!?と一瞬ギョっとしたけど
ローカルフードの中では美味しいお店なのだと聞いて興味津々。
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屋内で食べられるのでローカル店の中ではなかなか良い感じのお店ですが、内装と清潔感もなかなかスゴイ()です。
子供用サイズみたいなプラスチック椅子と、滅多に水拭きされることはないであろう木のテーブル。おぉん。

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頂いたのはそうめん?ビーフン?みたいな麺にホルモンの角煮とゆで卵が乗ったB級グルメ的なサムシング。写真左上にあるスイートチリソースみたいなやつをかけていただきます。

結論、美味しい。

おいしい。美味しいんです。よく煮込まれているのかホルモンは臭みがまったく無く、ただの角煮ソーメン、角煮ビーフンって感じ。ソースをかけるとさらに甘さ辛さ酸っぱさ全体の味が濃く底上げされてまた美味しい。

おいしいんですけどねぇぇ……衛生面がねぇぇぇ……。

衛生面が控え目に言ってヤバめなので、食べるのは勇気が要りましたし、完食後は考えたら負けです。日本の感覚で冷静になった瞬間うっぷ…となりました。
でもね、味は美味しかったのよ。それは本当。
故になんとも複雑な気持ちでした。

日本の清潔さって本当にすごいことなんだよなぁ。
(日本で言われる外食の衛生面の悪さと比べてもそう思う)
改めてありがたみを感じます。

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▲お疲れさまでした!の一杯。

ミャンマーのご飯は日本人的に合うものもそこそこあり、割と日本の多くの人に馴染みやすいんじゃないかなぁという印象でした。主食が白米とか麺とか、お肉も魚もあるし。
衛生面の方が気になるところだったりするので、食べるお店を選べば快適なミャンマーフードを楽しめると思います。

とはいえ、ミャンマーのベテラン日本人の方曰く「ほとんどの日本人旅行客が1回はお腹壊す」と。
サバイバルモードに意識を切り替えていたこともあってか幸い現地ではお腹を壊すことはなかったけど、日本の衛生感覚のままだとギョッとするようなことも多いのでなかなか刺激的だと思います。

キレイめな屋外のお店ならキャンプとかアウトドアでご飯を食べる感覚、
ローカルのお店ならサバイバル気分で挑まれるのがいいのかなぁと思いますw

でも何度も言う!
ホント場所による!マジで!
清潔なお店もたくさんあるので安心して!

玉石混交のカオスが楽しいミャンマーです。

では!