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2025/12/30
夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
vol.653
【結局、WBCは地上波で見られるかもしれない?】
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《目次》
01.今年最後の出来事
02.時事ネタPICKUP15
03.フカボリBiz
04.Q&A
05.ありか、なしか!
06.時事ネタ キュレーション
07.編集後記
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【01.今年最後の出来事】
社会問題からプライベートな話題、訪れたレストランまで、「先週あったこと」をベースに、夏野剛の頭の中やプライベートを覗いていくコーナーです。
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◆2025/12/22-2025/12/28
ここ数年、ニュースでよく聞く「ラピダス」。
国が莫大な予算をつぎ込む最先端半導体のプロジェクトで、「いまさら日本が勝てるの?」と冷ややかに見ている人も多い。
たしかに、王者であるTSMC(台湾)や韓国のSamsungと正面から殴り合ってシェアを奪うのは、まず無理だ。
TSMCはすでに2nmプロセスの量産を2025年に始める予定で、技術、経験、顧客基盤のすべてで圧倒的に先行している。ラピダスの量産開始は2027年予定であり、時間差はどうしても埋めがたい。
一方で、経営陣や国が「勝機がある」と言い張っている。この背景には、別の狙いが隠れている。
最先端半導体をめぐる議論は、つい「勝つか負けるか」という単純な構図で語られがちだ。だが、ラピダスの挑戦をその物差しで測ると、話を見誤ってしまう。
《半導体は「足りない時代」に入った》