どうも、
管理者のNDです。

5月25日は、
平安京竜巻の日(1180)から839年です。

この竜巻は、京都府京都市上京区付近で3kmにわたって吹き荒れるという
当時の都を襲った竜巻災害となりました。

大きな被害にはなったと思いますが、文献が少なく、どれだけの被害があったのかは
あまり記載が残されていません。

今回は、
「自然災害の兆候は予見できて、自然現象の兆候は予見できない」をテーマにお伝えします。

以前にも自然災害と自然現象の違いを簡単に説明することができましたが、
人には予測するという能力が少なからず存在します。
しかし、未来のこれから起きる事象全てを知っているわけではありません。
不測の事態が起きれば、当然予想外・想定外という言葉がでてきます。

自然現象は特に、突発的なものが非常に多く、その時その場所にこれからどういうものが
起きるのかは、人智を超えた技術でもない限り予見することはできません。
それがそのまま自然の掟なのです。
不安になる気持ちはわかりますが、我々人類がこれから起きることを予測できることは
ただの一人たりともないのが実情です。

しかし、自然災害はある程度であれば予見することができます。
流石に大地震は難しいので、簡単な話をするならば火山噴火があります。

火山の噴火は、もし噴火が起きたらどれぐらいの規模なのかは、近くにいると目と耳など五感で
認識することができるものです。黒い噴煙を上げていて風向きがこちらを向いているのであれば
この後火砕流や火山灰の降灰は必ず自分のもとに襲ってくることがわかります。
それと同じように、地震も大きな揺れがあった後は、しばらく地震活動が活発化することから
停電する程の地震があった場合でも、この後日常とはかけ離れた生活になることは、
容易に想像つくことぐらいはできるはずです。

まずは、起きた事実からこれからどうすればいいかという力を身に着けていくと良いです。
その身に着ける方法は、とにかく過去の震災事例を見てどのように動いたのか、
どういうことが起きたのか、そういったものを知る必要があります。

地震以外にも当然津波、台風、そして今回紹介した竜巻なども発生してからであれば、
ある程度の予見をすることができます。どのような事象が起きるか、予め知っておくことで、
被害を最小限に抑えることができること、それが今の人類にできることなのです。

今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
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