<結構、オンステージの月だった(「月がステージの上にあった」という意味ではない)+> 

 

 

 精神衛生上、本を書くのが最も良くない。書く事自体は楽しいが、出版も(ラジオも)「ここ、事実と違ってます」と言われるのが苦痛である。はっきり言おう、そんな事解ってるし、どうだって良いよ。というか、そこが良いのである。わかんないかな?学問書でもないのに、資料的に正しくない事が載っていると本がそのページで爆発したりするのか?違法ですら無かろう。っていうか、PC検索を基本ツールにしている現代校正は、基本的に信じられない。だって「校正」とかいって、それが間違ってんだもん(笑)。絶対そんな世の中が来ると思ってたよ。資料性やソースにこだわる人は、この恐慌状態(ネット内どこに、真性性が約束された情報があるのか、誰も解らなくなる状態)に於ける炭坑カナリアに過ぎない。

 

 とはいえ世の中は基本的には素晴らしい。もう数年したら、その指摘を校正者から受けて、それであえて「ママで(*業界用語。「そのままで良いです」という意味)」として出版する事が倫理的に善しとなる日が来るだろう。その日を夢見て、今年は既に1冊出し、更にもう2冊出すのだー!!(泣)。ううううう。ううううううう。うううううううう。

 

 でも一冊は、ほとんど初めての学術性が高い本だ(一回、立ち消えになったリズムの本)。国会図書館とかに通うことになると思うが、一回ソッチをやってみると、性にあってるかも知れない。というか、」これを出すと、和声の本、旋律の本、といった具合に止まらなくなる可能性がある。ぐるっと回る感じですかね?