「ヴォーカル録り開始」
 

 

 

*人力で固定された(笑)ブログ(毎日ちょっとずつ変わります。ミニマルミュージックのように)↓

 

 

 

「菊地成孔プレゼンツ / 私立ペンギン音楽大学<ビートメイキングクラス>選抜生徒DJ PARTY>のお知らせ」  

 

 

 来たる7月15日(月・祝)に、JAZZ DOMMUNISTERSFINAL SPANKHAPPYのベースでもある「青山クラブゼロ」で、僕がやっている「私立ペンギン音楽大学」設立以来(因みに1996年設立)初のイベントを行います。

 

 情報ザックリ書いちゃうと、学内「ビートメイキングクラス(打ち込みクラス。正式名称「BM&Cbeat music & composit」)」の優秀な生徒によるDJパーティーです。が、これはオープンパーティーなので、どなたもご参加できます。詳しくはコチラ 

  

 いきなり余裕で申し上げますが、今、世界中でビートメイキングをしている若いビートメーカーは全員来るべきイベントであると思います。などと言うと、生徒可愛さに盛っちゃってる、あるいは身内自慢とうとうヤキが回ったか。と思う方も多いと思いますが、僕が身内ノリで、楽しいだけの学芸会みたいな事に目を細めて喜ぶ、などと言う穏やかで愚かな人間 / 音楽家 / 教師であるか、ちょっとだけお考えいただければと思います。

 

 こういう仕事をしていると「作品を聴いてください」という若い音楽家の方から、CD-Rを頂いたり、サウンドクラウドのURLを頂いたりしているんですが、誠に申し訳ない。在野の方からの送りつけ/売り込みで才能や、少なくとも技量を感じるものは過去、そうですなあ、かなりの丼になりますが、1000件あって、取れ高ゼロです。僕に思い切って渡した全てのみなさん、本当にごめんなさい。少なくとも僕には合ってない。

 

 しかし、TABOOの新人募集の窓口に一番で送ってきてくれたオーニソロジーや、DC/PRGのオーディンションに応募してくれたドラムの秋元修太郎や近藤佑太くんみたいに、こちらから呼びかけると、とんでもないのがやってきます。

 

 あとは生徒ですね。ゼロから育てた子と、最初からできてた子に分かれますが、どんな子もペン大のカリキュラムを全て消化した。という意味では同じです。彼らは素晴らしい。当日は緊張とかして、プレイがうまくつかないこともあるかもしれませんが(笑)。作品はガチンコで、flacoarcatyler the creatorだ全盛期のオウテカだというクラスと同じというか、ポリリズムの構造的な学習を経ているので、機材任せのスティッキーじゃなくて、もうスキルとして血肉化している子たちですね。彼らをワンナイトDJにしてパーティーを開き、シュプレヒコールとする。という企画は、いうまでもなく僕の発案ですが、まだまだ彼らは世界水準のビートメイクをするので、このイベントをきっかけに刮目してください。

 

 因みに僕は司会進行、並びに1人のDJとして、彼らの先輩にあたる、卒業生の授業提出物だけでプレイします。気になる方は迷わずゴー!「生まれて初めてDJブースに立つDJだけで構成されるパーティー」に是非お越しください!