実演音楽家としての大賭博は当てたが(現在、大阪でも東京でも3時間ライブの敢行は不可能である。後ろから迫り来る大波をギリギリで避けてビーチフラグを握った気分だ。ライブが出来た、という事実はもちろんだが、あのライブを音源として残せた→ボックスセットを買うとDL権が付いているので→という点に最も意義がある。聴き直すと物凄い。全員の気迫と集中力が圧倒的というに吝かでない迫力で凝集されている)、講師としての賭博は外れたというか、授業はほぼ毎日なので、そもそもライブのように一点賭けが出来ずに、コロナ禍に普通に振り回されまくっている(それでも小博打の連続だが)。

 

 今回の緊事宣は、前のよりも一般化して評価することが難しい、しかし飲食業とライブハウスという、僕の拠点がピンポイントで抑え込まれているので、今はアンダーポジションからの逆転のチャンスを狙い続けるしかない(これは、誤解を恐れずに言えば、ぶっちゃけ楽しいことだが)、先ずはクインテットのライブが延期になったし(勿論やります。今、延期日程を協議中)、僕のガラケーは留守電でいっぱいだ、その全てが、予約していたレストランからのものだ。