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ふう。さすがに1日10000文字前後も書いていると疲れますね。
この記事は深夜の1時半から2時にかけて書いているのですが、一度風呂に入っているにもかかわらず、かなり疲労がたまっています。
どうも1日10000文字というペースはオーバーペースのようです。
いつもいっているように、ただ書くだけならどれだけ書いても大して疲れません。面白い記事を書けるよう集中するから疲れるのです。
ただ書くだけなら「手」だけで書けるけれど、集中して書くには「頭」を使わないといけない。そういうふうに説明したらぼくの感覚をわかってもらえるでしょうか。
だから「ただの10000文字」ならさほど疲れないと思うのだけれど、「集中しての10000文字」だとけっこうな負担になるようです。
特に今回は3日で30000文字前後書いているわけだから、それなりに疲労してあたりまえということもできるでしょう。1週間もあれば薄い文庫本の1冊もできてしまうペースですからね。
でも、ぼくはできれば毎日、少なくとも特別に出かけたりする以外はこれくらいの分量を書いていきたいのです。
ということは、3日で疲れ果てるようでは困るということになります。どうすればいいのでしょうか。
ひとつ考えられることは、なるべく疲れないように書くべきであるということです。
いま、7割から8割くらいの力を使っているところを、5割でいいようになれば、あまり疲れなくなるでしょう。
これは「手を抜く」ということではなく、長期過程を見越して、少ない労力で同じだけのパフォーマンスを発揮できるよう訓練するという意味です。
そんなことが可能なのかと思う人もいるかもしれません。
ぼくもじっさいにはやったことがないのではっきりしたことはいえません。
しかし、理屈の上ではそう無理でもないのではないか、とも思うのです。
おそらくいまのぼくには無駄に力が入っているポイントがあるはずで、そこで脱力することを覚えれば、もう少し疲れずに書くことができるのではないかと。苦手なんですけれどね、脱力……。
あとは、記事を書く際の思考過程を整理して、よりシンプルに書くことを覚えれば、無駄に頭を回転させる必要もなくなるかもしれません。
ぼくのような先天的に頭がよくない人間は(しくしく)、どうすればより聡明な人と対等のレベルで思考できるかを考えなければなりません。
そのために必要なのが「無駄な思考過程をショートカットする」という作業だと思います。
たとえば、ある映画について書くとする。その際、どのようにロジックを展開するべきなのか、ある程度事前に知っておくということは有効に思えます。
ぼくは普段、まったく論理展開を考えず心の赴くままに書いているのですが、それでは説得力のある文章を書くことはむずかしいでしょう。
ただ、毎回、一から自分で考えるのも労力がかかりすぎる。
だから、「どのように問い(コンセプト)について答え(ロジック)を考えればいいのか」について事前に学んでおくことが大切だと思うわけです。
これはあらかじめ構成力(論理力)をつけておくということと同義です。
ただし、ぼくの場合は、いちいち構成を文章にして書きだしたりすることなく、瞬時にして構想できるようでなければならない。
そうでないと時間も足りなくなるし、労力もかかりすぎる。
つまり、あるテーマを決定して、それに対するコンセプトも決めたときに、同時にそれを語るためのロジックも思い浮かぶくらいに自分を訓練していかなければならないということ。
幸いというか、文章的な意味でのロジックのパターンは限られていますから、それを勉強しさえすればぼくにも論理的な文章が書けるようになるはずです――たぶん、きっと、おそらくは。
ただ、
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