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『ジャンプスクウェア』で新連載が始まった 『憂国のモリアーティ』が面白いです。
「憂国のモリアーティ」。もう、このタイトルだけで傑作に違いないと確信できるわけなのですが、そうです、あの「犯罪界のナポレオン」モリアーティ教授を主人公にした物語なのです。
といっても、もしかしたら知らない人もいるかもしれないので一応説明しておくと、ジェームズ・モリアーティはコナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズで、シャーロックをいったん死に追い込む最大のライバル。「犯罪界のナポレオン」の異名を持ち、ロンドンの闇を支配している大物です。
物語は、いきなり、モリアーティとホームズの対決の最終局面である「ライヘンバッハの滝」のシーンから幕を開けます。
もう、シャーロッキアンにとっては堪らないであろうオープニングですね。この時点ですでに素晴らしいわけですが、その後、時間をさかのぼって少年時代のモリア
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『憂国のモリアーティ』を読みました。私はシャーロック・ホームズについては、ミルキィホームズ程度の知識しかありません。でも、作中で最下層の民であったモリアーティが、これからどのようにのしあがっていくかが興味深いです。
作者が意識しているかどうかは分かりませんが、今の日本に対し何らかのメッセージを送る作品になるかもしれません。