コメント欄でこんな質問をいただきました。

海燕さんの本連載、傑作だとおもいます。

ぼくは、FF8のスコールとキスティス、リノアの関係で理解しました。
スコールはすべてをATフィールドで遮断します。ナルシシズムの塊です。

一方、リノアはエロティシズム。
リノアは「気持ち悪い」「うざい」のがオタクからの評判ですが、
リノアと対話をするとナルシシズムの中に閉じこもっていられないからで、さもありなん、なのですね。自分の認知のゆがみを見る羽目になる。
エロティシズムでスコールに接し、ついにはスコールを「コミュニケーション」と「共感」の世界にいざなっていきます。

一方、キスティス先生は、スコールのことが好きだけれど、
教員としてどうしたとか、若くてキャリアがどうとか、
色々な「比較級」の自意識にさいなまれて、
ATフィールドをまとったまま近づいてきますね。
「壁にでも話してろよ」と言ってもやっても