永野護『ファイブスター物語』が連載再開しました。連載が中断してから実に8年近い時が経っているはずで、そのあいだ作者はアニメ映画を作っていたりしていたわけですが、それはそれとして全読者が連載の再開を心待ちにしていたと思います。
私が安易な道を選んでいない唯一のジャンル、それは「文章を書く」というジャンルです。たとえば、そうだね(笑)とか、そうだね (^^)って書けば、自分の伝えたいニュアンスが簡単に伝えられるでしょ。でも、こういう表記法を多用すると、文章力が鍛えられないんです。長く続けてると必ず文章力が落ちます。だからこういう「ラクで手軽な表記法」は、極力、使わないようにしてる。文末に(笑)って書く代わりに、文章自体で「これは冗談だからね! 笑って読んでね!」って伝えるためには、どう書けばいいのか。そう考え、トライし続けないと、文章力は向上しない。それは私にとって、大変なことでも嫌なことでもありません。私も書くということに関しては、安易な道を選びたいとは全く思わない。そういう苦労をすることは、喜び以外のなんでもない。
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20130409
コメント
コメントを書く海燕さん、こんばんは。
私もNT読みました。予想はしていましたが、やはりすごかったですね!海燕さんが禁を破って、赤太文字で叫ぶ気持ちがわかります。
改めて永野センセーは、ロックでアーティストでクレイジーなんだと思い知らされました。今回は大変驚きましたが、同時に今後の期待も大きいです。