赤松健『UQ HOLDER!』の新刊がなんだかすごい展開になっています。『魔法先生ネギま!』以来のラスボス〈はじまりの魔法使い〉との決戦を控え、あと少しで物語も終わりかと思われたところでストーリーラインは急旋回、予想しなかった方向へ舵を切っている。」

 あまりにあまりの急展開なので、かえって信用できないというか、結局はもとの方向性に戻すのではないかという気もするのですが、いや、いったいどうなるんだろ、非常に先の展開が気にかかります。まさかいまさらタイムマシンとか出て来ないよね?

 この作品はそろって不老不死の主人公たちの活躍を描いているのですが、いままではその「不死」の面につよく脚光があたり、「不老」についてはそこまで追求していない印象がありました。

 何しろ不老不死連中がたくさん出てくるのだから、『ファイブスター物語』のように幾千年を経る物語にしても良さそうなものなのだけれど、ここまで