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 おそらく皆さんご存知なのではないかと思うのですが、永田カビさんという漫画家さんがいます。

 デビュー作『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』で話題を集めたところから始まり、いまのところ書く作品はすべてノンフィクション。そのセキララで(読むほうが)ハラハラな内容はどれも強烈で、「この人、大丈夫なのだろーか?」と思わせるものばかりです(あきらかに大丈夫じゃない)。

 まあ、長生きはできないだろうな、むしろ長生きしないほうが本人にとっても良いのかもしれない、とすら思わせる人なのですが、ぼくはこの人の本を読むたびに、「いったい何がこの人をこんなに生きづらくさせているのだろーか?」と、その本質的理由に思いを馳せてしまうのですね。

 何を隠そう、ぼくもたいがい生きづらい人間なので、「同類」という気もしつつ、「でも、おれはさすがにここまで生きづらくないわ」とも思うわけで、ほんとうはどんな理由がこの女性をここまで生きづらくさせているのだろうか、と考えるわけです。

 で、考えに考えた結果、ひとつの結論が出ました。もちろん、「ほんとうのところ」はまったくわからない、ただの推測に過ぎないわけですが、それでも、「ある種のパターン」としていえそうな「生きづらさの根源」が思い当たったのです! それは、