弱いなら弱いままで。
突然の疾病に明け暮れた激動の2020年がゆっくりと幕を閉じようとしています。ぼくにとってはなかなかの波乱の年でしたが、皆さんはいかがでしたでしょうか。
ぼくはいま、今年のベストを考えたりしています。いざ振り返るとなると、どんな作品にふれてきたかよくわからなくなりますが、電子書籍のラインナップをたしかめてみると、今年も意外にいろいろな本を読んで来たなあと思い出します。
そのなかからトップを一つ選びだすなら、非常にベタになってしまいますが、ぼくたちが「後期新世界系」と呼んでいるところの『鬼滅の刃』、『チェンソーマン』あたりになるか、それともバタイユの『エロティシズム』、あるいは予想以上の名作ぞろいの『リテラリー・ゴシック・イン・ジャパン』などになるか、微妙なところです。
また、今年最大の掘り出し物の『せんせいのお人形』もあるし、ゲームなら『サイバーパンク2027』もありました。アニメだ
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