弱いなら弱いままで。
この頃、折にふれ「食」について考えたりします。
このテーマに関してはいろいろなアプローチがありえるかと思いますが、たとえば「美食」といい、「素食」というときの、その「美味」とはどういうことなのかと考えたりするわけです。
そしてまた、「食べる」とはそもそもどういうことなのか、とも。
人間は、そして他のあらゆる生きものもまた、何らかのものを殺して食べることなしには生きていくことができません。
その性質は、ある意味では「生」という営みに張りついた「原罪」といっても良いでしょう。
それでは、ぼくたちは「食」という行為をどう受け止め、どう認識すれば良いのか。
それはどこまでいっても「生」の邪悪さと醜悪さを思い知らせることでしかないのか。それとも、他の可能性があるのか。そんなことを、つらつらと考えます。
「食べちゃいたいくらい可愛い」といったいい方がありますが、「性」と「食」とは、人間
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