ただ、創作にしろ何にしろ何かを発表する人の不安と緊張が、ネットが普及する前よりずっと高まっているということは、確かに言えると思う。一昔前なら批評は紙媒体にしか載らず(しかも対象は非常に限られている)、そのほとんどが好評価を与えるものだった。業界人向けの批評誌には批判も載っただろうが、それは言い捨ての「悪口」ではないし、また一般人はあまり手に取らないので、世間的には自分の作品についての良い評価の方が流通する。従って「これ、つまんない」「駄作だ」と思った一般人の感想はあまり公にならず、作者の耳にも届きにくかった。だがネットであらゆる人がカジュアルに感想を述べるようになって、すべてが剥き出しになってきた。
弱いなら弱いままで。
好意的な読者は見えない。(2234文字)
【ネットの悪口】
「ネットの悪口が恐いクリエイター」という記事を読んだ。
なるほど、と思う。しかし、一方でたぶん「すべてが剥き出しになって」はいないんじゃないかな、とも考える
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2013/10/16(水) 07:00 ゆるオタニュース。(2013/10/16)
2013/10/17(木) 07:00 「(笑)」を付けないと話せないひとたちは、何を恐れているのだろう。(2061文字)