閉じる
閉じる
×
ども。海燕です。さっきまでペトロニウスさんと話していたのですが、切れてしまったので記事を更新してみます(仮にもお仕事がこんなふうで良いのだろうか。良くないだろうなあ)。
いや、さっきも話していたのですが、ぼくはこの期に及んで生き方が変わって来ているなあ、と実感しています。具体的に云うと、傍観者から主人公へのチェンジですね。
ぼく、いままで栗本薫の名探偵であるところの伊集院大介になりたい、と云っていた人だったんですけれど、それはつまり人生の傍観者でありたい、あるいはサポーターでありたい、ということだったと思うのです。
シンデレラの魔法つかいのおばあさんになりたかったんですよ。「ぼくがそこにいることで、起こったはずの悲劇が起こらなくなるような人になりたい」とよく云っていたのですが。
でも、齢35歳にしてちょっと内心に変化がありまして、やっぱり自分の人生の主人公として生きないといけないのかなあ、と思い始めています。
これ、ぼくの人生観の根幹から揺らぐような激変なんですけれど。ひとりの人間として主体的に世界に関わっていこう、そのために受ける傷と痛みを甘受しよう、ということですからね。
傍観者である限り、ある意味で万能でありえるのだけれど、主人公になろうと思ったら、まず、「何者でもないからっぽの自分」と向き合わなければならない。
いや、これは辛いよね。この歳にして、レベル1からスタートですよ。まあ、いまは少し経験を積んでレベルアップしたけれど、いままで傍観者としての経験値は積んで来ているものの、主人公としての経験値は積んでいないことには変わりないわけです。
だから、いませいぜいレベル2とか3くらいなんですね。精神年齢的には中二くらいにはなあったかなあ、とかそんなものですよ。非常に幼いのです。思春期真っ盛り(笑)。
いままで閉じていた回路を色々オープンにし始めた感じですね。で、一旦、オープンにしてみると、「ああ、おれってほんとに何もないんだなあ」ということに気づいて、よろよろする。
でもまあ、そこからスタートするしかないんですね。それはいままで回路を閉じたまま、ある意味ではペトロニウスさん云うところのナルシシズムの世界で生きてきた代償というものです。
まあ、もっとも、ひとはたやすく中二病、中二病とかいうけれど、中二から精神的に成長しているひとなんてどれだけいるのかわかったものではありません。
精神的な成熟と、社会人としてやっていくスキルとはまた別のものですから。社会人としてはめちゃくちゃ有能だけれど人間としてはサイアク、という人はいくらでもいるわけなんですね。
そういう意味では主人公としてはレベル2だけれど、傍観者としてのレベルは高いので、「りろんはしっている」ということがいくらでもあるんですよね。
「おお、これがウワサに聞いていたアレか」ということがいくらでもある。ウルトラ耳年増みたいなものですよ。非常にバランスが悪い。
とはいえ、『HUNTERXHUNTER』ではないけれど、このレベルでも高レベル向けの事件が平気で起こってしまうのが現実世界なので、いま、この時をどう生き抜きつつレベルアップしていくかということが非常に大切ですね。
大変だとは思うけれど、でも、やるしかないんだよなあ。何しろ低レベルで、いまさら人生初合コンとか云っているくらいなので、人から見たらさぞ幼稚とも滑稽とも見えるでしょうが、それはじっさいそうなんだから仕方ない。
ぼく、自分でなんてピュアなんだろうだと思うもん(笑)。この歳にして、
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。