少女たちは異世界で戦った

戦士として育てられた4人の少女がバッキバキに闘いまくる、しかも女優陣は美女なのにスタント無し! 『ガメラ』『デスノート』の金子修介監督が描くアイドルアクション映画『少女は異世界で戦った』が、ゆうばり国際映画祭2014にて上映。金子監督、主演の花井瑠美さん、武田梨奈さんらが舞台挨拶を行いました。

●『少女は異世界で戦った』ストーリー

銃や核が禁止された世界で東日本大震災が起こり、謎の侵入者が静かに社会にまみれ始めた。十数年後、顕著にこの現象が増え、戦士として育てられた4人の少女が侵入者たちを抹殺し始める。どこから何が目的で侵入者がやって来るのか? 4人の少女戦士が巨大な陰謀に立ち向かう。見たことのないソード・アクション・ムービー!

●「敵とは何か?」「戦うとは何か?」というテーマをエンターテイメントに(金子監督)
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ゆうばり映画祭に来るのは4年ぶり5回目という監督は、「『おかえりなさい』と言ってもらうと、ゆうばりなんだと実感しますね」と久しぶりの来夕を楽しいんでいる様子。

『少女たちは異世界で戦った』(左から金子修介監督、花井瑠美、武田梨奈、清野菜名、加弥乃、ハヤテ、三田真央)

金子監督の『ジェリーフィッシュ』で女優デビューし、今回主演を務めた花井さんは、その美脚が引き立つミニスカートで登壇。「長年続けている新体操を生かせる役をいつかやりたいと思っていました。今回、アクションという形でその夢が実現し、とても嬉しいです」とコメント。

本年度ニューウェーブアワードを受賞した武田さんは「昨年ジャパンアクションアワードをいただいてから初めてのアクション映画だったので、いろんな思いが詰まった作品です」とアクション女優として思い入れを語りました。また、これまでプライベートでも何度もゆうばりに参加しているという三田さんが「アディーレ会館というこんなに大きな会場で自分の出演する作品が上映されるなんて、とてもびっくりしていて…」と嬉しさのあまり涙する一幕も。

最後に金子監督が「一言でいうと《アクション・アイドル映画》です。「敵とは何か?」「戦うとはどういうことか?」という難しいテーマをエンターテインメントにできたらな、と思って作りました」と作品に込めた想いを語りました。

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筆者も作品を観させていただきましたが、とにかく4人のアクションがかっこいい! 新人女優を発掘することに定評のある金子修介監督だけに、4人それぞれの個性がキラリと光っていて超・イカしてるんです。

『ヌイグルマーZ』『KG カラテガール』などに出演し、最近では頭で瓦割りをする衝撃的な「セゾンカード」のCMで話題の武田さん。今では数少ないアクション女優の一人ですが、武田さんの蹴りが本作でも大炸裂。元・新体操選手の柔軟性を活かしたハイキックは一見の価値アリです。舞台挨拶でもこの美脚ぶり。

清野菜名さん、加弥乃さんもキュートな顔立ちからは想像も出来ないほどの骨太アクションを繰り広げています。個々の闘いはもちろん、この4人がフォーメーションを組んで敵をやっつける場面は「くぅ〜っ!!」と唸ってしまうこと間違い無し。男性ならもしかして「蹴られたい……」とよこしまな感情を抱いてしまうかも? とにかく格好良くて美しくてワンダフルなのです。

その他にも風刺が効いたブラックジョーク描写や、4人が美少女アイドルに扮して踊りまくるダンスシーンなど見所満載。アクションに惚れ惚れしたり、笑ったり、驚いたり、エンタメとして面白いのはもちろん「アイドルとはなんだ?」ってちょっと考えさせられたり、金子監督ワールド全開の作品となっています。

『少女は異世界と戦った』劇場公開の詳細は未定ですが、公式サイトや金子修介監督のブログで情報が追加されるのをチェックしましょう!

少女は異世界と戦った
http://www.shojo-isekai.com/

金子修介の雑記 "Essay" - 素敵な場面写真がたくさん掲載中

http://blog.livedoor.jp/kaneko_power009/archives/51428968.html

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