このツアーはアコースティックも入れた2DAYSの二面性!
アコースティックは萌ゆ、エレクトリックは燃ゆ、DASEINと一緒に夕闇から燃え萌えで参りましょう!
■改めて去年2023年はDASEINさんにとってどんな年でしたか?
Ricky:去年は僕がワンマンを休んでいたのでツアーとかは無く、JOEがその分DASEINのサポートメンバーとワンマンイベントをやってくれていましたね。
JOE:初代ベースのジェロニモと、ギターのSCOTTIEの3人でインストをメインにやっていましたね。Rickyの歌をオケで出してDASEIN曲も数曲やったりしました!
Ricky:ちょうど仲が悪かった時期ですね!(一同爆笑)
■ちょっと突っ込んだ話になりますけど、Rickyさんのお休みの理由は?
Ricky:ぶっちゃけ、色々な面で自分をコントロールできなくなっていたところがあって、ここ数年、心身のSOSみたいなものも感じてたのでなんとなく休んだほうが良い気がしたんです。といってもワンマン以外の活動はちょこちょこしてたので完全なお休みという感じでもなく、気づいたら休みが終わってたっていう。
■先日2月25日にKuroninal Black DASEIN 単独GIG 2024「薔恋多隠」を開催しました。
Ricky:それはBlack DASEINというDASEINのコピーバンドなので別人って話なんですけど!
JOE:彼らは定期的に本家のDASEINの曲をアレンジして、タイミングが合えばやっているんですよ!
Ricky:この日はちょっと遅めのバレンタインとちょっと早めのDr:上の誕生日祝いも兼ねて、ケーキなんかも出してやっていたみたいですね!僕らは別人なんで分かりませんけど。
■Black DASEINのそこの設定は難しいですよね!
Ricky:すいません、設定では無いので!(一同笑)
■Black DASEINのライブは実際どうでしたか?あくまで別人の方のライブですが。
Ricky:うーん、Vo:力に関して言えば、よくもまああんなに歌いながらバカやったりラーメン食べたり変な動きができるなと最近では感心すらしますね。
JOE:あの日の「力」の動きは相当だと思うよ!
Ricky:無駄に動くんであいつは!ステージで痩せてやろうっていう魂胆が見え見えだよね(笑)
■改めて3月16日(土)にJOEさんのBIRTHDAY LIVE EVENT「WELCOME TO THE FACE 2024」も開催されます。JOEさんのBIRTHDAY LIVEはどんなライブになるのでしょうか?
JOE:毎年DASEINで俺のバースデーを開催してもらってるんですが、いつものワンマンよりも少しだけドラムをフィーチャーしたSET LISTになってたりします。例えばオープニングからドラムソロを叩いたり、ゲストにPANTHERを呼んでルーツでもあるメタル曲をカバーしてRickyに歌ってもらったり。あとは最近では自分でSET LISTを考えたりもしてるので、普段のRickyのセトリとは違う流れだったりを楽しめるんじゃないかと。
■そしてこの日、2022年振りのツアー『Soconial DASEIN SUMMER TOUR 2024「ACOUSTIC ELECTRIC~陽炎立つ 夕闇に燃ゆ~』も発表されました。このツアーはアコースティックも入れた2DAYSで構成されるとの事ですが?
Ricky:コロナ禍でのさまざまな制限により通常ライブができなかった時に、無観客でも形にしやすいアコースティックライブを配信で試したり、渋谷のパーティー会場でアコースティックディナーショーを開催したこともあって、割とその手応えも感じていたので、この機会に東京だけなく地方でもアコースティックなDASEINをお届けしようかなと思いまして。DASEINの曲はメロディーがキャッチーなので、アコースティックアレンジにするとメロディーがさらに引き立つので、日曜の通常エレクトリックと合わせて二日間パックで楽しんでもらいたいですね。
■良い意味でコロナ禍をプラスに変えたんですね!
Ricky:タダじゃ転ばぬDASEINとでも言いましょうか(笑)。とはいえアコースティックというスタイルは一般的には決して目新しいものではないのですが、DASEINではあまりやってこなかったので新鮮に感じたのかもしれません。いつものライブではJOEの要塞ドラムセットを駆使した手数多めのサウンドでRickyがメロディアスに歌うというのが基本スタイルですが、アコースティックではより歌を引き立たせるアレンジになるので、DASEINの楽曲の新たな一面を見せられるのかなとも思います。
■アコースティック形態の時のJOEさんのセッティングはどんな感じなんですか?
JOE:カホンとボンゴ、金物系はスプラッシュとウィンドチャイムぐらいですかね。パーカッションっていう、またドラムと違うスタイルでやるので勉強にもなりますし色々な発見もあります。ただ、Rickyからも提案があったんですが、今年のツアーでは最小限のドラムセットでどこまでアコースティックな形が出来るかを試してみるのもありだねって話も出ています。
Ricky:JOEはそもそもパーカッショニストではないので、あくまでドラマーというスタイルでアコースティックアレンジを構築するほうがDASEINのアコースティックスタイルとしては正しいような気もしたんですよね。JOEがシンプルなドラムセットになるとどんなアプローチをしてくるのかっていうのはファンの方も観てみたいだろうし、曲によってパーカッションになったりドラムになったりというのもバリエーションが広がって、普段は聞こえないようなJOEの細かい技術も感じられるんじゃないかな。
■ツアータイトルの副題の「陽炎立つ 夕闇に燃ゆ」についても聞いてみたいです。
Ricky:この副題のフレーズは、ズバリJOEさんが作曲した新曲の歌詞の一節なんです!といってもこのインタビューを受けてる段階ではまだ歌詞は全然出来ていなくて、ある意味このツアータイトルを先に発表するためにサビの部分にだけ歌詞をつけたという、詞先でも曲先でもなくツアタイ先行という斬新なパターンになりました(笑)。意味はあえてここでは説明しないほうがツアーの楽しみになるかなと思うので控えますが、字面だけでいえば「夏」を意識した言葉選びになってると思うので、細かい意味は置いといて、とにかく夏を一緒に楽しみましょうということですね。
■資料をもらった時に、アコースティックは「萌ゆ」、エレクトリックは「燃ゆ」という表現で書いてあってDASEINさんぽくて良かったです!
Ricky:アコースティックではちょっと大人っぽい落ち着いたDASEINを魅せられると思うので「萌ゆ」という表現、通常のエレクトリックではとにかくアツく激しくみんなで燃えていきましょうっていう意味で「燃ゆ」と表現してみました。
■先ほど話に出たJOEさんが作っている新曲はどんな感じの曲になっているんですか?
JOE:元々インスト曲のつもりだったんですけども、アレンジしていく段階でメロディーも浮かんできて、これはRickyが歌ったらさらに良くなるだろうと思って、今Rickyに歌詞をつけてもらってるところです。曲調としましては、DASEIN独自のHYPER BEAT ROCK感を取り入れつつ、初期のDASEINっぽいマイナー調の曲になってますね。
Ricky:JOEがメロディーを作ったというのもDASEINとしては初なので、なるべく忠実に歌おうとは思いつつ、ちょっとだけいじってRicky節も入れちゃおうかなと挑戦してはいるですが、ドラマーが書いたメロディーだからなのか、所々ドラムのキメとメロが一緒に動いてたりしててこれはイジづらいということで、今のところJOEメロ100%でいく感じで考えてます。
■Vijuttoke自体が東海地方の雑誌ではあるんですが、気付いてしまったのですが、今回ツアーに名古屋が入ってないですね!
JOE:別に名古屋を外したくて外しているわけじゃなくて、体力的な面や色んな事を考慮して、西日本というカテゴリーで同じ場所で2DAYSやった方が効率も良いですし、勿論、名古屋で2DAYSでも良かったんですが、会場のスケジュールの問題もありましたね。
Ricky:来年はDASEIN結成25周年なので、名古屋にも絶対行きたいですね!名古屋はやっぱり美味しいものもたくさんありますからね(笑)
■ツイキャスで「ダーキャス」をやっていますが、どんな事を喋ったりしているんですか?「ダーキャス」の宣伝をしちゃいましょう!
Ricky:最初は不定期ではじめたんですが、昨年の後半ぐらいからは毎月1回やろうってことで絶賛継続中です!大体お酒飲みながらカラオケルームで配信していて、最後にJOEが酔っ払って落ちるっていうのが名物になっていますね。2人とも結構おふざけが好きだから配信向きなのもあるし、DASEINの面白さや仲の良さも伝われば良いかなと。DASEINはファンクラブがなく、あまり先行で情報が伝えられないので、ダーキャスを通してファンの方にフライングで情報をポロリッキーしたりして、ちょっとした宣伝にも使っていますね。
■JOEさんは「ダーキャス」でめちゃくちゃ飲んでいるんですか?
JOE:本当は昔お酒飲めなかったんですけどね。他のバンドの打ち上げで飲んでいるうちにお酒の量が増えましたね。結果「ダーキャス」の時に、飲みのペースが早くなったのと、チェイサーを入れないで酒ばっか飲んでいるといつの間にか終わっちゃうんですよね。この前とかも酔っ払いすぎて迷惑をかけたので、ちょっと僕の中で今恐怖心が芽生えています!
■ただそんな一面を「ダーキャス」では見られるってことですね!キャラクターをさらけ出しちゃっていますね!
Ricky:いや、ちょっとさらけ出し過ぎかもしれません!マジでやばいんですよ!顔がJOEじゃなかったらただの飲んだくれの親父です。僕はもう保護者的な立ち位置になっていて、JOEが落ちてる間は僕がトークで繋いでるので、お茶爆の取り分も6、4にして欲しいぐらいです(笑)宣伝どころか評判を落とす可能性もある本当にスリリングな配信ですが、リスナーにとってはそれもまた楽しみの一つになってるっていう(一同笑)
■今年は他にも企んでいることはあるんですか?
Ricky:今決まってるのは、夏のツアーと大晦日の締め括りワンマンぐらいかな?あとは6月に旅行もありますね!表立った活動以外でいえば、来年がDASEIN結成25周年なので、そこに向けての新曲作り、アルバムリリースやツアーブッキングなんかも先手先手で計画していきたいですね。
■最後にVijuttoke読者に一言お願いします。
JOE:昨年はRickyが休んでいて、ワンマンライブが少なかったんですが、来年は特に結成25周年なんで、出来る限り皆さんに会いに行きたいと思っておりますし、25周年にちなんだアルバムもリリース出来たらと思っています。今年の夏ツアーではアコースティックとエレクトリックの2つを楽しめるということで、またそこで皆さんと存在を分かち合いたいと思っております。ぜひ興味を示していただきまして、遊びに来ていただけると、僕も狂い甲斐があるということで宜しくお願いします。
Ricky:来年25周年は必ず名古屋に行きます!!!僕らももう人生の夕暮れ時に差しかかってきてはいますけど、まだまだ陽炎が沸き立つぐらいの熱量で萌えに燃えるDASEINをお見せしますので、まずは夏のツアーを楽しみながらしっかり成功させて、来たる2025年のための色々な準備も進めていきます!
■来年は名古屋でお待ちしています!その際は居酒屋に行って取材しますか?
JOE:その際はいつも通り落ちますよ!(一同笑)
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*Vijuttoke掲載インタビューを配信中!
・WEB【club Zy. 】https://www.club-zy.com/contents/free_paper
・ブロマガ【club Zy.チャンネル 】https://ch.nicovideo.jp/club-Zy/blomaga
3月21日(木)18:00 Yuhma(XANVALA) / L(MEME)&愛郎(UNDER FALL JUSTICE)
3月22日(金)18:00 vistlip
3月25日(月)18:00 Psycho le Cému
3月26日(火)18:00 Ricky / DASEIN
Artist INFORMATION
Soconial DASEIN SUMMER TOUR 2024「ACOUSTIC ELECTRIC」陽炎立つ 夕闇に燃ゆ
2024年7月14日(日)
東京・渋谷REX
*スタンディング
開場 16:00
開演 16:30
2024年7月20日(土)
宮城・仙台ROCKATERIA
(アコースティックver.)
*指定席
開場 17:30
開演 18:00
2024年7月21(日)
宮城・仙台MACANA
*スタンディング
開場 16:00
開演 16:30
2024年7月27日(土)
大阪・阿倍野ROCKTOWN
(アコースティックver.)
*全席指定
開場 17:30
開演 18:00
2024年7月28日(日)
大阪・阿倍野ROCKTOWN
*スタンディング
開場 16:00
開演 16:30
2024年8月3日(土)
神奈川・新横浜NEW SIDE BEACH!!
(アコースティックver.)
*全席指定
開場 17:30
開演 18:00
2024年8月4日(日)
神奈川・新横浜NEW SIDE BEACH!!
*スタンディング
開場 16:00
開演 16:30