非会員でも購入できる大好評インタビュー詰め合わせセット! part55は大好評インタビュー16、コラム5本10万字オーバーで540円!!(税込み)



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part55 

◎Uのミライを見た女――高岡左千子「私は運気からUWFのスケジュールを組んでいたんです」

◎きみは大道塾の超人・加藤清尚の「当然の奇跡」を知っているか

◎プロレスラーが憧れたプロレスラーマサ斎藤さん■小佐野景浩の「プロレス歴史発見」

◎怪物ブロック・レスナーを通して見えてくる「プロレスの作り方」■斎藤文彦INTERVIEWS

◎堀口恭司のマネジメントが語る那須川天心と絶対に戦うべき2つの理由■石井史彦

◎「9月のRIZINは持てるものすべてをオールインします」笹原圭一RIZIN広報インタビュー

浅倉カンナインタビュー……大炎上リマッチで深まったRIZINを背負う覚悟

◎「浅倉カンナvsRENA」の素晴らしさをチェール・ソネン、巌流島から語ってみる

◎【RIZIN登場】日沖発インタビュー「地元・名古屋の試合はこれが最後なんじゃないかなと」

QUINTETは最終的には『週刊プロレス』にも載って欲しい■QUINTET審判団・新明佑介


◎【賢者か、変人か】デメトリアス・ジョンソン、もうちょっと悔しがってよ!■大沢ケンジ

◎海外練習の環境作りはここまでやります!■シュウ・ヒラタのMMAマシンガントーク

◎“世界と戦う”ニッポン女子格ファイター、ニューヨークへ行く/魅津希インタビュー

◎「プロレスラーは強いんです!!」……金原弘光大病から奇跡のリング復帰!!

棚橋弘至優勝! G-1クライマックス!!■二階堂綾乃


オマスキファイトのMMA Unleashed
マクレガー対ヌルマゴメドフ実現:全ての伏線はオクタゴン内で回収される!
・アメリカの大学スポーツ部でも不祥事! 学生時代のコールマンもセクハラ被害を受けていた!
・最強デミトリアス・ジョンソン妄想世界ツアー「RIZINのベルトを取りに行く」
ニック・ディアスのDV逮捕騒動、その後を追う:ニックは痛いファンにハメられたのか

アメプロインディ通信「フリーバーズ」
新日本プロレスのニューヨーク侵攻!! ROHの証言
竹田誠志、米デスマッチトーナメント出撃! 「アメリカのファンをドン引きさせたい」


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「新生UWF社長・神新ニのブレーンにして、船木誠勝ら多くの選手の名前を改名させた占い師がいる」――『1984年のUWF』を契機に続々と出版されるUWF関連書籍。それらの誌面をときおり賑わす「シンサックさんの奥さん」が気になって仕方ないUマニアは多いのではないだろうか。Uの重要人物でありながらも情報量が少ないことや関係者たちの一方的な証言もあり、オカルトチックなイメージができつつあった謎の女性、それが今回登場していただいた高岡左千子氏だ。「Uのミライを見た女」にとって新生UWFとはなんだったのか? 



――高岡さん、今日はよろしくお願いいたします。

高岡 どういう話を聞きたいの?

――高岡さんは数多くの格闘家やプロレスラーの占いをされて、ためになるアドバイスを送られていたそうなので、そのへんのお話を……。

高岡 そういう話ね。でも、占いだけではないのよ。簡単に言葉にするのは難しいんだけど、その人間の運気を見てあげるのね。人間の運命というのは努力と実践で変えていくことができるから、悪いときには悪いときの過ごし方、良いときには良いときの過ごし方があって、どういう過ごし方をすればいいのか羅針盤を示してあげるわけ。

――なるほど。“気づき”を与えてあげるとでもいいますか。

高岡 いまでも見てあげてるのよ。ジムを開こうとしている場所、日時とかね。

――もともとそういうお仕事をされてきたんですか?

高岡 仕事としてはやってない。趣味でやっていたんだけど、最初は大学のときに心理学を必須科目で始めたのがきっかけ。あとウチの父親が姓名判断をやっていて。

――そういった血筋を受け継いでるんですね。

高岡 私の場合、全部独学なんだけどね。

――旦那さんであるシンサックさんは有名なムエタイファイターであり、前田憲作さんをはじめ多くのキックボクサーを指導した伝説的なトレーナーですけど。どういう縁で知り合ったんですか?

高岡 誰かの紹介。格闘技は全然好きじゃなくて、試合を見に行くこともそんなになかったんだけど。このジムだって、もともとやるつもりはなかったんだけど、旦那がUWFの選手にキックを教えたり、セコンドに付いていたりしてたんですよ。

――安生洋二さんがチャンプア・ゲッソンリットと引き分けたのは、シンサックさんの指導力もあったそうですね。

高岡 最初はここにジムがなくて、高速道路の下にある公園で練習をやってたの。

――松葉通りのところですよね。

高岡 どこも貸してくれなかったのよ、あの時代。べつに壁を叩くわけじゃないのに「壁を壊されるから」とか言われてね。重機ミシンの大きな会社の大きな体育館が国領にあって、交渉して貸してもらうことになったんですよ。そこで2年くらいやったかなあ。たまたまいまのジムの大家さんが昔キックが好きで、借りられることになって千歳烏山の駅前で20年近くやってる。年中無休深夜3時まで。

――タフですね!(笑)。高岡さんがUWFのアドバイザー的な役割を務めることになったのは、何がきっかけだったんですか?

高岡 きっかけは、なんだろう? Uの選手がウチのジムに来てたからじゃないかな。あと公園でやってる頃は、UWFの道場を使えるときもあって。それで砧の道場に何回か行ったことある。

――そうやってコミュニケーションを取るようになったんですね。

高岡 だからいろんな関係者のことは知ってます。最近亡くなった木暮(祐二)さんとも親しかったしね。木暮さんのことも見ていた時期があったんですけどね。

――木暮さんはUWFやリングス影の功労者ですね。

高岡 新生UWFは新日本から抜けて作ったでしょ。そのときに社長の神(新二)さんが相談が来たの。そのとき神さんに言ったのは「相談を受けるのはいいけども、私の言ったことを100%聞いてくれる? 聞いてくれるなら協力する」と。

――神社長はどうしてそこまで高岡さんを信頼するようになったんですか?

高岡 にっちもさっちもいかなかったからでしょ、それまで。UWFがダメになって、新日本に戻りました。また飛び出して新生UWFを作ったけど、先行きに不安はあったんじゃないですか。

――そこで高岡さんに運気を見てもらおうと。

高岡 私は1年先のスケジュールまで組んだんです。実際には3年先まで見るんだけど、1年1年でUWFの計画を立ててたの。なぜかというと、1年1年でみんなの運気が変わるから。

――その1年間の動きで運気は変わっていくんですね。

高岡 当時の資料は捨てちゃったかな、UWFとサヨナラしたときにね。当時のノートにUWFの1年間のスケジュールを組んであってね。選手の運気を見ながら会場の大きさ小ささも考えて、運気が悪かったら会場は小さくする。東京ドーム大会も11月の運気がいいから、1989年11月29日にやるって決めてたんですよ。でも、その日の東京ドームは他のイベントが入ってたの。だけど、私は神さんに「絶対にキャンセルになるから予定に入れときなさい」って言ってたんです。

――えええ!?


大好評インタビュー16本、コラム5本、10万字オーバーの詰め合わせセットはまだまだ続く!!