この記事はUFC229世紀の大乱闘語ったDropkickニコ生配信を編集したものになります(語り:ジャン斉藤)



【1記事から購入できる過去記事】

・【追悼KID】魔裟斗vs山本KID徳郁に見えた修斗四天王の輝き……

・「浅倉カンナvsRENA」の素晴らしさをチェール・ソネン、巌流島から語ってみる

・こんなスーパーファイトを待っていた! 00年代ノスタルジーなき堀口恭司vs那須川天心!!



天心vs堀口、ハビブvsマクレガー、井上尚弥vsパヤノ……と、秋のビッグマッチが次々に行なわれてますね。残るはベラトールのヘビー級GP準決勝2連戦くらいですか。週刊誌で報道された某・那須川天心の裁判は消滅したとかしないとかいう噂も耳にしますが、この「スーパーファイト」の行方も凄く気になりますね(笑)。

ハビブ・ヌルマゴメドフvsコナー・マクレガーの因縁の対決は、試合自体は激闘だったんですが、試合後の大乱闘がそのインパクトを上回ってしまいましたね。前提として言いたいのは、マクレガー側の度を超えた挑発にハビブは怒って当然だろうなってことですね。


マクレガー対ヌルマゴメドフ実現:全ての伏線はオクタゴン内で回収される!■MMA Unleashed
http://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar1647568


でも、乱闘に及んだ行為がどうジャッジされるのかは別の話で。騒動の発端はバス襲撃事件を起こしたマクレガー側にあるのに、乱闘に加わったハビブ側のUFCファイターが永久追放になってしまったりと、ハビブ側への処罰が重くなりそうな流れに対して批判の声も上がってますね。でも、これはアスレチックコミッションの目の前で事件を起こしてしまった以上は仕方ないと思うんです。バス襲撃の現場は誰の管轄かという話で、マクレガーはあの事件で警察に逮捕されていますから。ハビブは「なぜ俺たちだけ?」と不満を口にしていますが、それは管轄が違うということだと思うんですね。 もちろん今回の大乱闘で狼藉を働いたマクレガー側の人間も処罰されるでしょうし。

これはもう道徳的な話になりますが、暴力の連鎖って止まらないですよね。井筒和幸氏が監督を努め、ジャルジャル主演の「ヒーローショー」という映画があったんですが、実際に起きた東大阪集団暴行殺人事件が元ネタで。たった1通のメールからイザコザが起き、暴力には暴力で返す応酬の末、2人が生き埋めにされて殺された……という凄惨な事件なんですね。今回の件も人間は暴力性は帯びるとエスカレートしていくんだなって。

この続きと、追悼・輪島、天心vs堀口、修斗対談、マクレガーvsハビブ……などの記事がまとめて読める「10万字・記事20本の詰め合わせセット」はコチラ 
 
 
この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック!