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流転のファイター人生——ヤマケンが北海道で見る夢■橋本宗洋
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流転のファイター人生——ヤマケンが北海道で見る夢■橋本宗洋

2013-04-04 12:23

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    北海道でヤマケンに会ってきた。格闘家・プロレスラーの山本喧一だ。彼はいま、札幌でジムを経営している。
     16歳でUWFインターナショナルに入門し、その後キングダム、リングスへ。UFC-Jではトーナメント優勝を果たした。また世田谷にジム『POWER OF DREAM』もオープン。所英男が上京して最初に入門したジムだ。
     またイベント運営にも積極的で、リングではなく舞台を使用し、場外転落でも負けになる賞金トーナメント『タイタンファイト』、渋谷のクラブで自身が“賞金首”になって闘う『クラブファイト』を開催している。だがどちらも長くは続かず、ジムも閉鎖。PRIDEに出場したこともあったが、目立った戦績は残せなかった。それ以降、ヤマケンの名を表舞台で聞く機会は少なくなっていった。
     僕が久々に試合を見たのは2011年だ。グラバカ興行での菊田早苗戦。5年ぶりのMMAマッチだった。今年3月には金原弘光
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