アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはその後のセクハラ告発運動「#SpeakingOut(声に出して言う)」です!


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先月、英米のプロレス界で起きたセクハラ告発運動「#SpeakingOut(声に出して言う)」。


この件でWWEやAEWに所属する人気レスラーが解雇、謹慎などの処分を下され、数々の団体やトレーニングスクールが閉鎖、経営陣の退陣などに追い込まれた。

現在、海外では家庭内暴力、児童虐待、性的暴行などについては、ゼロトレランス方式(非寛容で毅然たる対応)での容赦ない厳しい対処が取られていることもあり、英米のプロレス界に蔓延っていた黒い闇の部分が、被害者たちの勇気ある告発により、一挙に表沙汰になった。

今月に入ってからの新たな告発、また、疑惑に対する返答など、英米マット界での「#SpeakingOut」運動の続報についてお伝えしたい。

6月19日のWWEスマックダウンTVデビュー放送当日に、女子レスラー、キャンディ・カートライトから性的暴行告発を受けたWWEのマット・リドル。

SHINEやEVOLVEの大会に出場していたカートライトによると、2018年5月に遠征先での車中、同乗者3人が眠っている隙に、リドルからセックスを強要されたそうだ。こんな場ではできないと断ると、リドルは彼女の首を締め上げ、無理強いさせたとのこと。リドルは彼女への暴行容疑を否定。逆に2年前より家族が彼女からストーカー被害に遭っていると弁護士を通じ声明を出す。それを受け、WWEも調査に乗り出すと発表していた。

しかし、今月4日に、カートライトは、ツイッターに次のような投稿をする。

「私が2年前からストーカーをしているって?去年、こういう写真も撮ってますけど。リドルさん、あなたからチケットをもらって、あなたが出たNXTを見に行った時の写真よ」
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