アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは「プロレス団体オーナーの隠された過去……彼は生まれ変わろうとしていたのか」です!


<1記事から買えるバックナンバー>

・男女ミックスドマッチはセクハラの温床になるのか?
 


昨年夏にアメリカ、イギリスのプロレス界で話題になったセクハラや性的暴行を告発する「#SpeakingOut(声に出して言う)」運動。その告発を受けた多くのレスラーや関係者がプロレス業界から去っていったことは、まだ記憶に新しい。

その渦中において、米ニュージャージー州のインディー団体Synergy Pro Wrstling(シナジー・プロ・レスリング)のオーナー、コリン・ウエストは、同団体のリングアナウンサーを務めていた人間が告発されたことを受け、このように語っていた。

「私の団体は、家族向けの親しみやすいプロレスを目指しています。そのため、性的不道徳な行為については、断固とした対応をとります」

「人間は獣ではありません。過ちを犯すこともありますし、人の心を傷つけてしまうこともあります。私だって過ちを犯すこともあるかもしれません。しかし、性犯罪など断じて行いません。みなさんにこの団体は安全であると思ってもらいたいのです」

インディ団体のオーナーとして、その身の潔癖さ、虐待問題に対しての団体の清らかな方向性を声高に主張した。

しかし、コリン・ウエストという名前は偽名であった。本名はパトリック・シェア。彼には名前を偽らなけらばならない必要性があった。なぜなら、彼はかつて有罪判決を受けた児童虐待性犯罪者だったからだ。
この続きと、アポロ菅原最終回、宮田和幸、橋本宗洋批判、佐伯繁、AKIRA…などの3月更新記事が600円(税込み)でまとめて読める「12万字・記事20本の詰め合わせセット」はコチラ


この記事の続きだけをお読みになりたい方は下をクリック! 1記事100円から購入できます!