この記事はプロレス格闘技とスポンサーを語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)
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今回は「プロレス格闘技とスポンサーの歴史」です。なぜこのテーマなのかといえば、今年のRIZINナンバーシリーズの冠スポンサーがYogiboから湘南美容外科クリニックに変わったことに対する反響が大きかったんですね。スポンサーチェンジは他の団体や他ジャンルでもよくあることですが、RIZINだと騒ぎになってしまうという現象のひとつではあるんですけど(笑)。中にはスポンサーと冠スポンサーの違いがよくわかってない方もいました。「Yogiboは一緒に冠スポンサーができないの?」みたいな。冠スポンサーとは大会や商品の冠となるスポンサーですから、2つのスポンサーがつくわけにはいかないんですよね。
タニマチとスポンサーも、ごっちゃになりがちですよね。スポンサーとは主に金銭援助をする代わりに、企業や商品をPRしてもらう広告主ですが、広義では「金銭援助する人=スポンサー」という括りになっている。「この格闘家にこんなスポンサーがいる」っていう話を詳しく聞くと、PRを目的としていないタニマチだったりするケースがあります。だからといって、ボクがいちいち「あの人はスポンサーではなくタニマチですよ!」ってアナウンスして歩くわけにもいかないですけど(笑)。
ちょっと話はズレますが、プロ野球場のネーミングライツを調べてみると面白いんですよ。一般的認知度を上げるために、いくつかの企業が球場と契約を交わしてます。たとえばロッテマリーンズの本拠地・千葉マリンスタジアムは現在ZOZOマリンスタジアムと命名されてますが、その前はQVCマリンフィールド。QVCは10年契約の途中に契約を破棄したんですよね。もう知名度が上がったから契約を解除したいと違約金を払って降りて、そのあとZOZOが命名権を獲得しています。目まぐるしいのは西武ドーム。15年のあいだに5社くらい変わってるんですよ。
こういったネーミングライツは複数年契約がスタンダードですが、契約更新をしない場合がほとんどですよね。たとえばプロ野球を中心とするニュース報道などで届く範囲には届いてるわけですから。じゃあ、べつのかたちで宣伝費を使いましょうとなるわけです。
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コメント
コメントを書く激落くんのLECは今いろんな団体を支えてますねえ
ナンバー大会、トリガー、ランドマークにそれぞれスポンサーがついたからといって質の低い大会をバンバン開催したことにより、最大のスポンサーであるファンが撤退していることを榊原信行はまだ知る由もないのだった。