大会後恒例の笹原圭一RIZIN広報インタビューです!(聞き手/ジャン斉藤)
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・堀口恭司再生トーナメントが始まります■笹原圭一RIZIN広報
――笹原さん、超RIZIN&RIZIN38めちゃくちゃ盛り上がりましたね。マッチメイクは事前にいろいろと言われましたが(笑)。
――いきなりオールドファン向けのネタはやめてください! 榊原さんはじめ、変態の中の変態みたい人たちがカードを考えてるんだから面白くなるに決まってるんですけど、コアファンが「乗ってやろう!」という雰囲気ではなかったのはたしかですよね。
笹原 事務所にも「なんて男をリングに上げるんだ!」という抗議電話もかかってきていますし。ただ、この件がクローズアップされて試合や選手の話題にフォーカスされないのって、ホントに申し訳けなく思うので、あんまり話したくないんですよね。
――あーなるほど。試合前に変な味噌が付いちゃいましたが、試合自体はすごかったですね。
笹原 すごかったですねぇ。RIZINラジオでも言いましたけど、メイウェザーは「負けたら終わりのギャンブル」をやってるんですよね。このビジネスを成立させるためには、無敗のフロイド・メイウェザーというブランドを守らなきゃいけない。そのギャンブルの緊張感たるや、凄まじいものがあるんですけど、彼はまったく平気な感じでやっているじゃないですか。1歩間違えたら崖から落ちちゃうようなロープの上を「俺はフロイド・メイウェザー様だ!」って平気な顔をして歩いている。
――来日から一挙手一投足すべてメイウェザーのエンターテイメントショーなんですよね。会見に遅刻してきたりとか、パッキャオが出てきたら不機嫌になったりとか。だいたい会場入りが試合の1時間前で、そこからバンデージを巻いて、グローブをはめて、アップもしないで入場して試合をする。マジシャンですよねぇ。
笹原 ボクらもメイウェザーが絶対に遅れて会場入りすることはわかっていたので、11時半にホテルを出てくれと。そうすると、会場のさいたまスーパーアリーナには12時過ぎぐらいに到着するので、試合まで2時間弱くらいの余裕があるんですけど、まぁ当然来ないわけですよ(笑)。
――メイウェザータイムですねぇ。
笹原 前回の那須川天心戦のこともあるので、こっちにも経験値はある。控室にオードブルをドーンと用意して、ケンタッキーもドーンと用意して(笑)。
――天心戦のときは控室に入ってから「ケンタッキー60人前、用意しなきゃ試合をしない!」と言い出して、近隣のケンタッキーに電話しまくったんですよね。
――体重差の不利な皇治が要求するならわかりますけど!(笑)。
笹原 ボクら現場は10オンスとしか聞いていないし、そもそもRIZINのボクシンググローブは6、8、10オンスしかつくってないんですよね。なので「そもそも12オンスはないから10オンスでやってくれ」って話をして、ジジも一度は納得したんですけれども……結局12オンスを用意しなきゃいけなくなったんです。
笹原 会場までゴングを届けた三島☆ド根性ノ助状態ですよ(笑)。しかも12オンスってなかなか売ってないんですよね。あちこちを電話したら、さいたまスーパーアリーナにあるゴールドジムに売ってると。
――すぐそばに!
笹原 お願いして12オンスのグローブを取り寄せたんですけど、「UFC」というロゴがでかでかと貼ってあるんですよ(笑)。
――ハハハハハハハハハ!
笹原 マジックでUFCのロゴを黒く塗りつぶして使ったんですけどね(笑)。
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コメント
コメントを書く笹原さんお疲れ様でした。
まさに超RIZINでした。
ありがとうございました。
酷いイベントでしたね。
いやあ楽しい大会でした!
笹原さんお疲れ様でした。
最初自分も超RIZIN 大丈夫かなと思ってましたが、始まってみればめちゃくちゃ楽しかった!
ジャンさんの言った通り面白い大会でした!