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フランシスコ・フィリォ、グラウベ・フェイトーザの極真除名を語ります!
【1記事から購入できるバックナンバー】
・「怒りとプロレス」……中邑真輔、アントニオ猪木を語る
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ジャン斉藤 極真会館・松井派がブラジル支部の支部長を務めていたフランシスコ・フィリォ、同支部に所属していたグラウベ・フェイトーザの2人を除名処分にしたことが発表されました。今日はボクが仕事で薄いつながりがあって、空手方面に明るい関係者Kさんに来てもらいました。
関係者K ジャン斉藤と仕事で薄いつながりがあるKです。結論から先に言いますけど、今回の件はよくわからないです!
斉藤 もうちょっともったいぶってくださいよ! 無料ゾーンまでは意味ありげに言うとか。
K まあフィリォやグラウベに聞くのがいちばんだけど、本人の口からも言いづらい件だよねぇ。
フランシスコ・フィリォ、グラウベ・フェイトーザの除名について
http://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/2022/12/10/fg1208/
フランシスコ・フィリォ、グラウベ・フェイトーザの除名について
http://www.kyokushinkaikan.org/ja/news/2022/12/10/fg1208/
斉藤 2人とも90年代の極真およびK-1でも活躍していたから、今回の件はえらく反響がありますよね。90年代の格闘技ファンって極真空手は必修科目みたいなところがあって。数見肇が99年の第7回世界大会決勝戦でフィリオに試し割り判定で敗れて、初の外国人王者が誕生したときは、まだマスコミになる前のボクもとにかくショックで……。極真ぼんやり層なのに、なぜか麻雀仲間と下北沢の焼肉屋で残念会を開いた記憶がありますよ。
K 極真ファンでもない人間にそこまでさせるくらいのブランドだったからねぇ(笑)。
斉藤 今回の件も各方面に話を聞いてみたんですが……まず言えることは国内に極真を名乗る団体、もしくは関係団体が多すぎて、もうわけがわからない!!
K そこでまず挫折するよね(笑)。大山倍達総裁が亡くなってから極真は分裂を重ねた。支部長協議会派と遺族が大山派として合流して、松井派と対抗する……までは把握できた人は多いけど、遺族派と旧遺族派もあったりして。
斉藤 遺族派と旧遺族派ってどういうことなんですかね……。フィリォとグラウベの除名と聞いて「どこの極真だっけ?」って一瞬考えちゃった人もいるかもしれない。
K これはもう関係者もすべてを把握できてないんじゃないかな。だから最初に「よくわからない」と言ったのも、こういった複雑な関係性も含んだうえでのことなんだよ。ぼんやり語るとすると今回のフィリォ&グラウベの除名に関していえば、KWU(極真世界連合)に参加した件が問題視されたんだろうね。先にフィリォたちから退会届が出されていたという話もあるんだけど。<会員ページへ続く>
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