「Hell froze over.(絶対にありえない)」
CMパンクは、11月25日、地元シカゴのオールステート・アリーナ(旧ローズモント・ホライズン)で開催されたWWEのPLE大会「サバイバー・シリーズ」で、歴史に残る衝撃的な古巣復帰をはたした。
2日後の月曜夜、場所が変わりナッシュビルで行われたテレビ番組「ロウ」の最後に登場し、満員の観客たちからは、耳をつんざくような凄まじいCMパンクコールが起こっていた。数ヵ月前まで在籍していたAEWの会場で聞こえたようなブーイングは、戻ってきたWWEにはなかった。
マイクを手にしたCMパンクは、開口一番、こう述べる。
「自分がこの生放送のマンデー・ナイト・ロウのリング上で、マイクを手にして立ってるなんて、絶対に起こりえないと思っていた」
2014年1月の「ロイヤル・ランブル」以来、およそ10年ぶりにWWEのリング上に立ったCMパンク。これまでのいきさつを思うと、誰が考えても絶対にありえない(hell froze over)ことだった。
“hell froze over”という一句は、2010年1月、これまたWWEと深い因縁があり、二度とWWEのリングに上がることはないであろうと言われていたブレット・ハートが、「モントリーオールの悲劇」から12年ぶりにWWE再登場した際、冒頭に発した言葉である。ブレットを信奉するCMパンクは、自身のWWE復帰の際に、同じ言葉を使ったのだ。
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