RIZINデビュー戦を衝撃KO勝ちで飾った秋元強真インタビューです!(聞き手/ジャン斉藤)
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・いいキ◯タマを持っていたRIZIN大晦日15000字大総括/RIZIN広報・笹原圭一
――RIZIN48の金太郎戦の反響はものすごい反響でしたし、早くも次の試合が見たくなっちゃったんですが、さっそくヤン・ジヨンからも挑発されてましたけど。
――アラン“ヒロ”ヤマニハ、金太郎と、ヤン・ジヨンより上のクラスの2人を倒しちゃったわけじゃないですか。
秋元 まぁけど、海さんとの因縁もあったんで、ストーリー的にもそういう段階を踏むという意味ではいいんじゃないかな。
――朝倉海vsヤン・ジヨンがRIZIN沖縄でやるはずが、海選手のケガで中止になりましたね。こういう勝ち方したあとなので発言権も出てきたと思うんですけど、一番やってみたい相手は誰なんですか?
秋元 やってみたい相手……そうですねぇ。いま誰とやってみたいっていうよりは、ベルトになるべく近づきたいなって感じです。
――ベルトに近づける試合。SNSで「次誰と見たいですか?」というポストにいろんな声が寄せられてましたけど、どの選手の名前の印象が強かったですか?
――ハハハハハ。大晦日は決まったものというか、そういう手応えはありますよね?
秋元 まあ、出させてもらえれば……って感じです。
――そこまで前のめりじゃないんですね?(笑)。
秋元 そうですね(笑)。
――今回のRIZINデビュー戦は、さいたまスーパーアリーナ。秋元選手にとって初の1万人大会場での試合でしたが、緊張感はあったんですか?
秋元 ありました。でも、ワクワクのほうが大きかったです。 多少はしてたんですけど、変な緊張じゃなくて、まあいい緊張感って感じだったですね。入場してリングの上に立っちゃえば、緊張も楽しんでたかもしれないですね。
――18歳であの緊張を楽しめるってすごいですねぇ。人生で一番緊張したことってなんですか?
秋元 人生で一番緊張したことかあ……。RIZINのYouTube番組「榊󠄀原社長に呼び出されました」ですね。
――地獄の面談が一番緊張したんですか?(笑)。
秋元 あっち系のほうが緊張するっすね(笑)。
――あの場でも「喋りは得意じゃない」ということでしたけど、試合とは違う緊張感があるっていうことですかね。
――榊原さんと喋ることの緊張感もあったんですか?
秋元 やっぱり榊原さんとは初めて喋るので……。
――ファンや選手目線だと、ちょっと怖いイメージもあったりしたんですかね?
秋元 いや、そんなことないです(笑)。実際、喋ってみてすごい優しい方だなって思いました。
――18歳のRIZINデビューは早いと思うのか、予定どおりだったのか。どちらですか?
秋元 18歳で、さいたまスーパーアリーバに立つまでは想像してなかったですけど……自分の中では早いテンポで来たかなって思います。目標にしていた舞台なので、勝たなきゃ意味がないなと思っていたので、結果こうやって勝てて本当に嬉しかったです。
秋元 前回のヤマニハ選手との試合がデカかったですね。あそこから波に乗れたかなと思ってるんですけど。あの勝ちはだいぶ大きかったですね。
――勝っただけじゃなくて「RIZINで見てみたい」というインパクトがありましたよね。ただ勝つだけじゃなくて、フィニッシュの思いも強いんですか?
秋元 あまりインパクトのない勝ち方だと話題にもならないし、他の試合にもみんな目がいっちゃうので。インパクトを残して勝つことは大事かなと思います。自分もファンとして試合を見てた側なんで。見てた側からしてもインパクトがあった試合を見るんで、そのためにはフィニッシュが一番ってことですよね。
――今回の金太郎戦はインパクトも残す完勝だったわけですが、ピンチの瞬間はどこかありましたか?
秋元 うーん。やっぱりテイクダウンで来るとは思ってたんで、テイクダウンされたことはよくなかったと思うんですけど。自分の中でピンチとは思ってなかったんで。
――すぐにリカバリーできると。
秋元 まあそうです。そんな感じですね。
――秋元選手はアマチュアからパーフェクトレコードですけど、いままでピンチの瞬間はほぼないわけですかね?
秋元 まあ……そうっすね。
秋元 試合が決まったすぐとかには多少あるんですけど、練習していくうちに……「自分が負けるかもな」って思うところを埋めていく練習をするんで、試合当日はあんまりないですね。
――試合に向けて練習することで穴と恐怖を徐々に打ち消していくっていう感じですね。そう思ってもなかなかできることではないですけど……。
――今回の金太郎戦でいえば、埋めるところはどこだったんですか?
秋元 テイクダウン狙いだとは思ってたんで、そこから立つ練習、あと打撃の細かいところですね。
――ちなみに格闘技以外で何かパニックになった瞬間、驚いたことって何かあるんですか?
秋元 うーん……驚いたことないかもしれないですねぇ。
――心が揺らぐ瞬間はないですか?
秋元 いや、ないっすね。悔しいこともあるっちゃありますけど、寝たら忘れるタイプなんで。
――お父さんやお兄さんもそんなスタンスなんですかね?
秋元 たぶんそんな感じだと思います。
――緊張したのは榊原さんの呼び出し番組だと(笑)。
秋元 記者会見も緊張してましたね。
――記者会見が緊張するってどういうことですか?
秋元 初めてRIZINに名前が出る会見だったんで緊張しましたね。
秋元 試合は準備してきてるから楽しめるところがあるかもしれないですね。
――試合は練習して何が起こるか想定するけど、トーク番組はどんな質問が飛んできてどう返すかはあんまりイメージがつかないという。
秋元 そんな感じですね(笑)。
――だから無駄話をさせれば日本一の佐伯さんが一緒に出演したんですね(笑)。2006年生まれの秋元選手はRIZINの礎となったPRIDEやDREAMをまったく知らないわけですか?
秋元 いや、まったく知らなくはないですよ。お父さんがめっちゃ格闘技が好きなんで。
秋元 そうですね。(那須川)天心選手がMMAをやってるときくらいからですね。
――初期のRIZINですね。そこから朝倉兄弟に憧れて格闘技を始めるわけですが、どのへんに惹かれたんですか?
秋元 試合以外にもYouTubeを見るようになって、未来さん、海さんのことをどんどん知るようになって。そこから格闘技にもハマって、自分もやりたくなって始めたって感じです。
――YouTubeを通して人柄を知って……秋元選手くらいの世代だと、YouTubeが入口になるんですね。
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コメント
コメントを書く大谷翔平みたい
>堀口恭司選手もこんな感じで焦らないんですよね。
自分も同じ印象を持ちました。
「あんまり深く考えない」「寝たら忘れる」という秋元選手の自己分析が、
これまでの堀口選手の発言と重なるなと。
堀口選手とはカラーが違うけど、淡々として落ち着いている。
以前、Dropkickインタビューで佐藤将光選手が言っていた通り、
若くて強いヤツらが、現れ始めましたね!
嬉しい!!