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RIZINフライ級GPのサプライズは、元谷友貴9年ぶりのフライ級転向!どんな決意で臨むのか(聞き手/松下ミワ)



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ヒロヤ“MMA人生チャレンジ”12000字インタビュー






――
RIZINフライ級トーナメントの抽選会は緊張感があって、めちゃくちゃ面白かったです!

元谷 思った以上に面白かったですよね。金のカプセルや、手紙とか出てきて。なんかちょっと会場の雰囲気も含めて、ライヤーゲームみたいやなって思いました。選手の歩く道を「デスティニーロード」とか言ってたり。

――
元谷選手が出場された2021年バンタム級トーナメントでも同じ形式の抽選会でしたけど、当時とは何か違いました?

元谷
 それ、自分はあんまり覚えてなかったです。誰かと話したときにちょっと思い出したぐらいで。たしか、あのときは自分が先に座ってて、岡田遼選手が隣に座ってきたんですよね?

――
元谷選手が選ばれた側だからあんまり記憶にないんですかね。

元谷
 今回のほうが自分もちょっとワクワクというか、「どうなるんやろう」とはずっと思ってました。

――
最終的にあの赤い封筒から「No.9」が出てきた瞬間はどう思われました?

元谷
 あれを引いた瞬間、「やべ、くじ運が悪いな」と思いました。

――
まったく無表情でわかりませんでした(笑)。

元谷
 やっぱ途中ぐらいの数字を引いたほうが選択肢としては多くなるんで。たとえば、横にまだ誰もいないところを選んだり、逆に誰かの隣を選べたり。9番目だったら余ってるところしか入れないんで。まあ、トーナメントはいつか試合するんで一緒なんですけど。

――
今回の抽選会では扇久保博正選手がホセ・トーレス選手の横に自ら入ったりして、序盤からカードが決まっていきましたよね。

元谷 正直、そんなに早く決まると思ってなくて、想像と全然違いましたね。自分も「あ、そこ行くんや」みたいな。

――
そして、9番目だった元谷選手にも選択肢があって。ヒロヤ選手と(アリベク・)ガジャマトフ選手のどちらかを選ぶという状況でしたが、やっぱりガジャマトフ選手はちょっと未知数だから、選択しなかったということなんですね。

元谷
 正直、強いか弱いかもわからない選手だなあというか。前回の北方大地戦のときはいい勝ち方してましたけど、まだ戦績は5戦やし未知数。そういう選手をわざわざ最初から選ぶ必要もないかな、と。トーナメントなんで征矢貴選手と試合して情報が入ってきたあとからでも全然いいかなと思いました。

――
トーナメントだからこそ未知数な選手はリスクあるというか。

元谷
 とくに5戦しかしてないから、強いんか、弱いんか、どんなことしてくるかもわかんないんで。

――
そこは、戦いがいみたいな部分もありました? ヒロヤ選手との対戦のほうが断然注目度は高いわけで。

元谷
 それも思ってましたね。たとえば、自分がガジャマトフと戦ってパッと勝つとするじゃないですか。そしたら「ガジャマトフ、強くなかったな」で終わるんですよ。それよりガジャマトフがいろんな選手とやって、その強さが浸透してからのほうがいいのかなって思いました。

――元谷選手としても強い相手を倒したと言われるほうが、それはやりがいありますよね。

元谷
 たぶん、自分がもしパッと勝ってしまったら、そのあとまたRIZINに出てくるかもわかんないですし。「なんやったんや、あいつ……」みたいな。

――ハハハハハ! 未知数という部分でいうと、のちにベラトール王者になるパトリック・ミックスとの対戦はまさにそうでしたよね。

元谷
 ああ、そうですね。正直、ミックスも強いなんて聞いてなくて。一緒に練習したことあると言ったヤツも「アメリカで練習したけど、大して強くなかったよ」みたいな。

――
その助言者はまったく信用ならないですよ!(笑)。

元谷
 まあまあ普通のヤツかと思ったらめっちゃ強い選手やったじゃないですか。なんで、初戦でいきなりやって実験台になるよりも、ちょっと情報を得てからのほうがいいかな、と。

――ヒロヤ選手との対戦が決まった中で、自身のSNSでは「いろいろな意見があるけど~」とつぶやいてましたが、それはガジャマトフ選手を選ばなかったことへの批判があったということなんですかね?

元谷
 まあ、ガジャマトフを選ばなかったり「ヒロヤのほうに逃げたやろ」みたいな声があったんで。でも、ボクとしてはさっき言った理由もあったし、それに普通にヒロヤ選手と戦いたいなと思ったんで。


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――
そのヒロヤ選手は元谷選手から見てどういう選手ですか?

元谷
 やっぱり1試合1試合凄く強くなっているなと思ってますね。フィジカルや一発、勢いもあって、新井丈選手をKOしたときも凄かったですね。

――
これは注目カードですよね。

元谷
 思ったより注目されてよかったです。自分とヒロヤ選手って、DEEPとかでも組まれにくいカードだったりするというか。思ったより喜んでくれる人たちが多かったんで。

――
他のカードも面白そうな組み合わせになりましたよね。

元谷
 ホセ・トーレスとオギちゃんもいいカードだなあと思ったり。あと、ズールーと伊藤裕樹選手もバチバチの打ち合いになりそうな感じはするというか。まあでも、ズールーはテイクダウンにいくかなあとも思うんですけどね、なんとなく。

――今回は8人トーナメントでしたけど、急に10人に変わったじゃないですか。その話が来たのはいつだったんですか?

元谷
 征矢選手が榊原さんに説教された日ですね。

――
征矢選手が乱入したRIZINYoutube番組の「榊原社長に呼び出されました 」ですね(笑)

元谷
 あのときに変更が発表されましたよね? タイミング的にはその直後ぐらいだったのかな。

――
1回戦5名の勝者のうち1名がリザーバーに回される……システムを聞いたときは率直にどういう心境でした?

元谷
 まずホセ・トーレスと征矢選手が混ざって単純にうれしかったですね。やっぱ人数が多いほうが盛り上がるんで。勝ち上がった5人から1人落とされるといっても、それはそれでいいかな、と。

――
え、いいんですか?

元谷
 選ばれないってことは人気ないってことなんで。プロは人気なかったらしょうがないんで。

――
そこは凄く割り切ってるんですね。こういうシステムになったことで「試合を盛り上げなきゃ」とファイトスタイルに影響します?

元谷
 けっこうアグレッシブになると思います。でも、自分は普段からできるだけ面白い試合をしたいと思ってるんですけど、さらにもっと意識しますね。やっぱりフィニッシュしないと試合が締まらないというか。どうしても相手のレベルが高いとそんなにうまいこといかないんですけど、毎回決着したいなと思ってて。練習のときも決着するためにどうすればいいか……ってことを考えてますね。

――RIZIN香川の井上直樹戦後に「あの試合でチャンピオンになっても自分的には納得いかなかっただろう」みたいな話をされてましたけど、そういう意識は常にあるんですね。

元谷
 あの試合は最初は全然、前に出れてなくて。「なんてしょうもない試合をしたんやろう……」と思ってますね。

――
いやいや、全然しょうもなくないです!

元谷
 こんな試合でベルトを巻いたところで「なんか違うな……」と思ったんで。でも、そこから本当にATTに戻って意識を変えて、「自分から試合をつくっていくぞ」というイメージで練習してました。

・フライ転向の考えはバンタム王座挑戦前から…
・フライ級減量はいまのところ問題ない
・堀口恭司選手から学ぶためにATTに行った
・外国人コーチと英会話能力
・練習では殴り合わない、無理しない
・どうすれば長くできるかを観察してきた……12000字インタビューはまだまだ続く
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