多くのMMAファイターをマネジメントするシュウ・ヒラタ氏が北米MMAシーンを縦横無尽に語りまくるコーナー!今回は13000字でお送りします!(聞き手/ジャン斉藤)






――
今月もMMAの舞台裏をうかがっていきます!

シュウ はい、よろしくお願いします。

――まずはUFCで賭博絡みの不正試合があったんじゃないか……と騒ぎになってますね。

シュウ まずスポーツベットはアメリカで合法の州もあるんですね。UFCも賭けの対象になってまして。ずいぶん大昔の話なんですけど、マーク・ホーミニックvsイーヴィズ・エドワーズ(2006年)の試合前にホーミニックがケガをしたという情報が流れてオッズが急激に動いたことがあったんです。そこからFBIがMMAの世界に目をつけてるという歴史があるんですよね。最初の大きな事件になったのは、2022年のダリック・ミナーvsシェイラン・ヌアダンビクですね。

――ダリック・ミナーが不正試合で負けたとされる事件ですね。ミナーがケガをしており、1ラウンドで勝負が決まるという情報が流れたことでオッズが変動。

シュウ そのミナーのコーチはジェームズ・クラウスという人間なんですけど、彼はオフショアのベッティング上で、有料メンバー相手に試合の予想を提供していたんで、毎月けっこうな収入があったんです。

――あ、自分がコーチする選手が負けることを知っていて……。

シュウ そういうことです。そのケガにしてもメディカルの報告書を一切出してなかったんですよ。そしてこのジェームス・クラウスは単なるコーチではないんです。大手マネジメントのイリディアムってあるじゃないですか。

――平良達郎選手のマネジメントですよね。他にも日本人選手が契約している。

シュウ じつをいうとイリディアムが始まった当初、彼の名前がエージェントとしてリストされてたんですよ。

――うわ、エージェントでもあったんですね……けっこう怖い話してないですか?(笑)。

シュウ いや、怖い話ですけど、公になっているから大丈夫です。2022年に八百長問題が発覚したことで、クラウスは、まずネバダのアスレチック・コミッションからバンされているので、もうネバダのUFC大会ではコーナーマンはできないし、UFCから正式にはバンはされてないんですけど、基本的にはバンですね。イリディアムの事業登記書類は最初はジェームズ・クラウスが登録代理人だったんですが、いまの代表のジェイソン・ハウスに変更された過去があるんですよね。

――な、なるほど……。

シュウ で、今回の不正試合を行ったと疑惑をかけられてるアイザック・ダルガリアンもイリディアムなんです。

――ああ……!!

シュウ この疑惑が公になったときに何人かの選手が「じつは不正試合をもちかけられた」とコメントしたじゃないですか。


・不正試合の温床
・「一度だけ八百長を持ちかけられた」
・UFCと契約しても食えるわけではない
・日本の格闘家が恵まれてるのは…
・アメリカ練習、最大の壁
・井上直樹RIZIN残留の裏側
・UFCはシェイドゥラエフを取らないのか
・堀口恭司はエディ・アルバレスになれ……13000字の続きはこのあとへ


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