この業界、野球みたいに人の行き来や馬の行き来が活発になったらどうだろう。

牧場は人手不足、人手不足といいながら人を紹介しても「今は足りてる」という状況で、いる所にはちゃんと居て、劣悪な所にはいないようなイメージ。人手不足の実態は乗り役が足りないだけで、グラウンドワークは足りている。乗り役は「日本人」というだけでとんでもないユニークスキルでステータスになりつつあるなぁ。そういうこともあって、日本人経験者の行き来が盛んになってもいいかもしれない。
知り合いと「いちから育てるの大変だしヘッドハンティングも有り、仲介者が移籍したい人リストから紹介してもいいし、需要はありそうだよねー。エースと4番は育てるのではなく獲ってくるもの」という話をしていたのですが、よく考えたら自分のとこからも出てってしまう可能性があるんよね。

それはまずい。
でも、人の行き来が盛んになるからこそ、福利厚生や労働環境を見直せるような気もする。根付いて欲しいからね。

自分が働く場所だからこそ、福利厚生はとても大事。なるべく、良くしたい。どんどん良くしていくし、一般企業と同様にしていく。普通の学生が就職活動の時期に、牧場が候補になっても違和感ないくらいこの業種を一般的なものに頑張ってしていくよ。

でもなー「社宅はどんなとこか、労働時間はどれくらいか、手入れの時間は長いのか、馬房掃除の量は」そんな自分の事ばかり気にされると、「この人働きたくないのかな、、、?」って思うわ。毎日、馬を愛でて、餌をあげて、なんとなく1日が終わって、なんとなくそれなりの給料を貰う事に対してなんとも思わないけど、その枠に収まる人ばかりだと、なかなか回らんもん、生産もセリも競走だから。崇高な意思でギラギラしてる人ばかりいても嫌だけど、アサインもバランスが大事だわ。

おわり

※馬のトレードに関してはまた別な日に
36343aaca894850c2a5c6231f456868676f4693e