6日間のロングランセールが終了しました

長い長いセール、言いたいことは沢山ありますが、結論からいいますと、「疲れたな」の一言に尽きます。つのドリルやじわれの一撃死、ミュウツーのサイコキネシスのきゅうしょ攻撃というよりは、毒ややけどによるスリップダメージのような、ジワジワ体力を削られていく感覚の疲れですね。

いやあ、皆さんお疲れ様でした。ご自愛くださいませ。

さて、そのサマーセール、市場長インタビューや売却結果を見ても、

「6日開催に手応え」

を感じる内容でした。
買う方も売る方もひたすら大変なのですが、1日の上場頭数が少ない(200弱)ので、終了時間が1730~1800と良心的。藤沢なんか、馬の入れ替えを終えて家に着いたのが1800ですよ。例年であれば21時帰宅だったのに、今年は家でゆっくりビールを飲みながら妻の食事を食べる暇があるという。今までにはない事態に困惑しながら家に滞在しておりました。とはいえ、朝の準備で330起床なんですけどね。

話を戻しまして、サマーセールの大方の予想は、「6日開催の最終日なんか誰が買うんだ!!」だったのですが、蓋を開けてみると、最終日が一番良い成績となりました。とはいえ、グランド牧場さんがおりますので平均価格はアテにならんすが。それでも、少ないお客様のガチを見れた気がします。そういえば、よくよく考えたら、平日の客入りは生産者や非購買者が混在しておりますからね。買わない人が沢山いて、「なんかよくわからんが客入りは多い」という状況です。おそらく、今年の最終日に残った人は、マジのガチな人たちです。最終日は◎◎県馬主協会による補助金がらみの落札が多かったので、駆け込み需要があったのかもしれませんねえ。逆に、初日はけん制し合うのか、あまり成績はよくありませんでした。来年以降も6日開催をするのであれば、「高度な情報戦」が展開されそうですねえ。我々、生産者もどこのセリに出すのか、何日目なのか、よく考えて、チョイスしていかなえければなりませんね。

さて、今日はこれくらいで、次回はトレンド種牡馬を中心にサマーセールの解説をしようと思います。

おわり